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Amazon Linux2におけるsystemdのバージョンは古め

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Amazon Linux2がサポートしているsystemdのバージョンはかなり古いよという話。

Amazon Linux2におけるsystemdバージョン

Azmazon Linux2 の systemd で RuntimeMaxSec オプションを利用しようとしたら
サポートされていないよとエラーになったことで気付いた。

Amazon Linux2のリリースノートを確認したところ
Amazon Linux 2.0.20210617.0 更新のバージョンで systemd-219だった。
これはsystemdのChangeLogsを見る限りでは 2015-02-16 リリースのバージョンなのでかなり古い。

$ rpm -q systmed
systemd-219-78.amzn2.0.14.x86_64

その他のOSにおけるsystemdバージョン

RHEL 8.4

同じRHEL系列の最新バージョンである RHEL8.4 では Red Hat パッケージ検索 によると systemd-239 が採用さている。
これは 2018-06-22 リリースなので、RHEL8.0のリリースが2019-05だったことを考えてもちょっと古め。

RHEL 7.9

Amazon Linux2がベースとしているRHEL7系最新の 7.9 では Red Hat パッケージ検索 によると systemd-219を採用している。
これはAmazon Linux2のバージョンと同じ。

Ubuntu 21.04

Ubuntu系最新の21.04 は Ubuntu packagesによると 247.3-3ubuntu3.4
このsystemdは2020-11-26リリースのバージョン。

Ubuntu 20.04

Ubuntu系最新のLTSである 20.04 では Ubuntu packages によると systemd-245が採用されている。
これは 2020-03-06 リリースのバージョン。

$ dpkg -l systemd
Desired=Unknown/Install/Remove/Purge/Hold
| Status=Not/Inst/Conf-files/Unpacked/halF-conf/Half-inst/trig-aWait/Trig-pend
|/ Err?=(none)/Reinst-required (Status,Err: uppercase=bad)
||/ Name           Version           Architecture Description
+++-==============-=================-============-=================================
ii  systemd        245.4-4ubuntu3.11 amd64        system and service manager

Debian 11 bullseye

Debian bullseyeは Debian packagesによると 247.3-6 がサポートされている。
このsystemdはUbuntu21.04と同一バージョンなので 2020-11-26リリース。

まとめ

Amazon Linux2も初リリースが2017-12だったのですでにいろいろなパッケージバージョンが古くなっている。
Amazon Linux3の登場が待ち遠しいが、リリースはいつだろう?

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