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Mac上でReact NativeのAndroidアプリを動かす。 2017年7月版 (Mac OS X 10.12 + React Native 0.46 + Genymotion)

Last updated at Posted at 2017-07-15

インストール&起動手順

  1. Xcode - Command Line Toolsをインストールするために必要。iOSアプリにも必要。
  2. Homebrew - Mac用のパッケージマネージャー。
  3. Java Development Kit (JDK) - Androidアプリを走らせるにはJDKが必要。
  4. Node.js - React Native等のJavascriptモジュールをインストールするために必要。
  5. yarn - npmに代わる最新のJavascriptパッケージマネージャー。
  6. React Native CLI - React Nativeプロジェクトを作成したりアプリを起動するために必要。
  7. Android Studio - React Nativeでは主にAndroidのSDKをインストールするために利用。
  8. Virtual Box - Genymotionを走らせるためのバーチャルマシン。
  9. Genymotion - 高速Androidシミュレーター。
  10. React Nativeプロジェクト新規作成し、Genymotion上で動かすには
  11. 既存のReact NativeプロジェクトをGenymotion上で動かすには

Xcode

Command Line Toolsをインストールするため、[App StoreからXcode](https://itunes.apple.com/jp/app/xcode/id497799835)をインストール。サイズが大きいので注意!

Homebrew

[Homebrewのサイト](https://brew.sh/)に書いてある方法でHomebrewをインストール。2017年7月時点では下記のコマンドをターミナルに入力。ちなみにターミナルは、Mac画面右上の虫眼鏡マークをクリックして、`terminal`と検索&選択すれば起動します。
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

Java Development Kit

[Oracle](http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk8-downloads-2133151.html)からMac OS用のJava Development Kitをダウンロードしてインストール。 jdk.png

Node.js

Homebrewをインストール後、下記のコマンドをターミナルに入力して、nodeをインストール。
$ brew install node

yarn

Homebrewをインストール後、下記のコマンドをターミナルに入力して、yarnをインストール。
$ brew install yarn

React Native CLI

nodeをインストール後、下記のコマンドをターミナルに入力して、React Native CLI (command line interface)をインストール。
$ npm install -g react-native-cli

Android Studio

[Android Studioのサイト](https://developer.android.com/studio/index.html?hl=ja)からAndroid Studioをダウンロードしてインストール。

インストール後、Android Studioを開いて、Configure -> SDK Managerを選択。

sdk-manager.png

次に、Android 6.0 (Marshmallow) 23を選択して、OKをクリックしてSDKをインストール。ちなみに、Android SDK Locationの情報はGenymotionのセットアップに必要なので、キープしておいてください。

23.png

ターミナルからホームディレクトリに移動して、.bash_profileを編集。

$ cd
$ vim .bash_profile

そして下記の情報を追記。vimの使い方はググってください。

export ANDROID_HOME=$HOME/Library/Android/sdk
export PATH=$PATH:$ANDROID_HOME/tools
export PATH=$PATH:$ANDROID_HOME/platform-tools

下記のコマンドで更新された.bash_profileを反映させる。

$ source .bash_profile

VirtualBox

[VirtualBoxのサイト](https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads)からMac用のファイルをダウンロードして、インストール。 virtualbox.png

Genymotion

VirtualBoxをインストールした後に、[Genymotionをここ](https://www.genymotion.com/fun-zone/)からダウンロード。アカウントを作る必要があるので、アカウントがない方は作成してください。個人利用ならばフリーです。

geny-personal.png

無事インストールが済んだら、Genymotionを起動して、Settingをクリック。

gm-top.png

現れたウィンドウ内のADBタブを選択して、Use custom Android SDK Toolsを選択。テキストフィールドに先程Android StudioにあったAndroid SDK Locationをコピペ。ちなみに、デフォルトではUser/{ホームディレクトリ名}/Library/Android/sdkです。

gm-adb.png

つぎに、Addボタンを押して、実際に使うAndroidバーチャルデバイスを作成します。基本的になんでも良いですが、OSはAndroid Version 6 以降、デバイスはGoogle Nexusのどれかをおすすめします。

gm-add.png

今度はAndroid Studioを起動し、またSDK Managerを選択。

sdk-manager.png

そして今回はPluginsを選択。そしてBrowse Repositories...ボタンをクリック。

android-plugins.png

Genymotionを検索し、インストール。このプラグインを入れることによってAndroid StudioからGenymotionにアクセスできます。

as-geny.png

React Nativeプロジェクト新規作成し、Genymotion上で動かすには

ターミナルで任意のディレクトリに移動し、下記のコマンド+プロジェクト名を入力して新規プロジェクトを作成。projectNameは任意で書き換えてください。

$ react-native init projectName

Android Studioを起動し、Open an existing Android Studio projectを選択し、OKボタンをクリック。

open.png

そして新規作成したReact Nativeプロジェクト内にあるandroidディレクトリを選択。

as-android.png

Android Gradle Pluginをアップデートしろ、みたいなメッセージが出てきたら、Don't remind me again for this projectボタンを押して無視しましょう。アップデートしてしまうと動かなくなる可能性があります。

gradle.png

メインビューが表示されるので、アイコンの並びの一番右にある赤いAndroidのアイコンをクリックして、Genymotionの選択ウィンドウを開く。

as-geny-open.png

Genymotionの選択ウィンドウにGenymotion設定時に作成したAndroidバーチャルデバイスのリストが表示されますので、任意のデバイスを選択して、Start...ボタンをクリック。

as-select-sim.png

するとバーチャルデバイスが起動します。

vd.png

バーチャルデバイスが起動した状態で、ターミナルでプロジェクトのディレクトリに移動し、下記のコマンドを入力してReact Nativeアプリをバーチャルデバイス内で起動します。

$ react-native run-android

new-project.png

既存のReact NativeプロジェクトをGenymotion上で動かすには

Android Studioを起動し、Open an existing Android Studio projectを選択し、OKボタンをクリック。

open.png

そして既存のReact Nativeプロジェクト内にあるandroidディレクトリを選択。

as-android.png

Android Gradle Pluginをアップデートしろ、みたいなメッセージが出てきたら、Don't remind me again for this projectボタンを押して無視しましょう。アップデートしてしまうと動かなくなる可能性があります。

gradle.png

メインビューが表示されるので、アイコンの並びの一番右にある赤いAndroidのアイコンをクリックして、Genymotionの選択ウィンドウを開く。

as-geny-open.png

Genymotionの選択ウィンドウにGenymotion設定時に作成したAndroidバーチャルデバイスのリストが表示されますので、任意のデバイスを選択して、Start...ボタンをクリック。

as-select-sim.png

するとバーチャルデバイスが起動します。

vd.png

バーチャルデバイスが起動した状態で、ターミナルでプロジェクトのディレクトリに移動し、下記のコマンドを入力してReact Nativeアプリをバーチャルデバイス内で起動します。

$ react-native run-android

new-project.png

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