こんにちは、GMOコネクトの名もなきエンジニアです。
そろそろ先週分が終わりそうです!よろしくお願いします!!
日刊IETFは、I-D AnnounceやIETF Announceに投稿されたメールをサマリーし続けるという修行的な活動です!!
今回は、2025-09-20(UTC基準)に公開されたInternet-Draftをまとめました。
- Internet-Draft: 4件
- RFC: 0件
参照先:
その日のサマリー & Hot Topics
- OAuth DPoP と Device Flow を組み合わせた新しい利用シナリオが提案。
- TLS1.4 の初期検討版が更新され、セッション管理と将来の拡張に焦点。
- YANG モデルを用いたメッセージブローカにおける鍵管理が提示。
- RFC7120(Early Allocation of Code Points)のbis版が登場。
投稿されたInternet-Draft
DPoP for the OAuth 2.0 Device Authorization Grant
DPoPとDevice Flowを統合し、デバイス制約環境におけるセキュリティ強化を提案。OAuthの適用範囲を拡大。
Draft Link
The Transport Layer Security (TLS) Protocol Version 1.4
TLS1.4に向けた初期仕様。将来的な拡張性確保とセキュリティ強化の方向性を示す。(TLS)を含む。
Draft Link
YANG Message Keys for Message Broker Integration
メッセージブローカ環境での鍵管理をYANGモデルで定義。運用自動化とセキュリティ強化を両立。
Draft Link
Early IANA Code Point Allocation for IETF Stream Internet-Drafts
RFC7120の改訂版。IANAコードポイントの早期割当て手続きを再整理し、運用の明確化を図る。
Draft Link
発行されたRFC
該当なし。
編集後記
- 本日はRFCの新規発行はなし。
- OAuthとTLSの進展、運用系のIANAルール更新など、実務的にインパクトのあるドラフトが多めでした。
最後に、GMOコネクトでは研究開発や国際標準化に関する支援や技術検証をはじめ、幅広い支援を行っておりますので、何かありましたらお気軽にお問合せください。めちゃくちゃ喜びます。