IBM Certified Professional SRE - Cloud v1とは
過去記事IBM Cloudの認定資格をとろう(概要編)のとおり、IBM Certified Professional SRE - Cloud v1はIBM Cloud認定資格のProfessional(中級)レベルの1つです。出題の難易度は高いですが、合格に必要な点数は他に比べ低めです。
出題範囲
公式のStudy Guideがベースです。ただし、例によってこれ以外の出題も多少ありえます。
試験規約により具体的なアドバイスはできないのですが、私には非常に難しかったです。IBM Cloudの各サービスの理解と、Design for Failureの理解、そしてSRE用語の理解が必要です。
無料で受けられるe-ラーニング
この試験に特化したものは残念ながらなさそうです。
有料で受けられるe-ラーニング
Cloud Site Reliability Engineer (SRE) Professional - Learning Path
- URL https://www.ibm.com/training/path/139
- 所要時間 24.1時間
有料で、なんと年間$3600のサブスクリプション購入が必要です。ただし、このコースだけではなく、他のProfessionalレベルのIBM Cloud認定資格のe-ラーニングも含まれているようです。
IBM Cloudの認定資格をコンプリートしたい、会社がお金を出してくれる、英語でも大丈夫、という方は利用してみるといいかもしれません。
なお、私はこれを受けていないので、本番試験で有用なものかはわかりません。
受験方法
PersonVUE社のサイトから「C1000-102: IBM Cloud Professional SRE v1」を予約し、最寄りの会場で受験してください。受験料は2万円(税抜)です。
テストセンターによって試験を開催している日にバラツキがあります。東京駅近辺ですと、秋葉原のテストセンターはほぼ毎日開催していますし、前日予約も可能ですので、急に受けたくなったときはお勧めです。
出題形式
1/4択はまた2/5択がほとんどです。基本的には「正しいものを全て選べ」系の問題はないので、そこは安心です。
ちなみにもちろん試験は英語です。
試験時間は90分です。問題数が多いうえに難しいので、私の場合は残り時間はほとんど余裕はありませんでした。
合格条件
69問中44問以上の正解で合格となります。正答率63%以上に相当します。他の試験に比べて問題数は多く、必要な正答数は低いです。
リトライしたい場合
1回で駄目でも記憶がフレッシュなうちに2回目を受験することをお勧めします。IBMの認定試験は同じ試験を30日間に2回まで受験できます。もちろん別料金です。
アドバイス
繰り返しますが非常に難易度が高いと感じました。しかし合格点は低めなので、これまで他Professionalの試験に合格した人であれば、なんとかなるかもしれません。