目的
IBM BobはIDEまたはCLI(Bob Shell)で利用出来ますが、エンタープライズではIDEのインストールが難しかったり、リモートのサーバ環境にBob Shellを導入出来てもCLIが苦手な人もいます。そんなときにIBM Bobをブラウザで利用できると一定の解決になる場合があるかもしれません。
IBM Bobの標準機能ではWeb UIは提供されていないのですが、Bob Shellが2.0.2からACP(Agent Communication Protocol)に対応したので、Visual Studio CodeをWebブラウザから利用可能になるcode-serverからACPを使ってBob Shellを利用出来るか試してみました。
なお、当記事はあくまで検証のためのものであって一切動作保証をするものではありません。
環境
実行ホスト
Linuxホストを用意します。理屈の上ではmacOSやWindowsでも可能だと思いますが今回は検証していません。
ソフトウェア
- Bob Shell(本記事では2.0.5で検証)
- code-server
これらをリモートのLinuxホストにインストールしておきます。
検証手順
code-serverの起動
ホストでcode-serverを起動します。
$ code-server --bind-addr 0.0.0.0:8080
...
[2026-10-02T15:05:11.155Z] info HTTP server listening on http://0.0.0.0:8080/
...
ブラウザからWeb UIにアクセス
先ほど指定されたURLにアクセスします。
パスワードは${HOME}/.config/code-server/config.yamlに記載されますのでそれを入力してログインします。
Web UIの日本語化(オプション)
日本の皆さんはやり慣れていると思いますので手順は省略します。
ACP Client拡張機能をインストール
ACP Client拡張機能をインストールします。
Bob Shellエージェントの設定
Add Agentを選びます。
次の値を入力します。
- Agent name:
Bob Shell(任意) - Command:
bob - Arguments:
acp --accept-license --trust
Connect to Agentを選びBob Shellを指定します。
認証が求められたらAuthenticateを選択していつものWebベースの認証を行います。
この処理を行いたくない場合はBob ShellのAPIキーを使用することも出来ます。事前にAPIキーを生成しておき、code-serverを実行するセッションで環境変数
BOBSHELL_API_KEYをexportしてからcode-serverを実行すればWebべースの認証は不要になります。
認証が成功したら無事チャットからBob Shellを呼び出すことが出来ました。
以上





