はじめに
どうも、おつかれさまです 🙌
今回は、エンジニアとして働く上での「コミュニケーションの重要性」について。
テーマは2つあります。
- 聞くことの大切さ
- 察するという文化との付き合い方
🎧 聞くことの大切さ
こんな経験ありませんか?
「これ、聞いていいのかな?」
「こんなこと聞いたら怒られないかな?」
特にSESやクライアント常駐のような環境だと、「期待に応えたい」という思いから、
質問することをためらってしまう場面が多いと思います。
でも、聞かずに進めて大事故になるケース、よくありますよね。
結論から言うと……
👉 「聞いた方が早い」 です。
🧠 聞くことは“信用を積む行為”
わからないところを放置せず、素直に聞くことで品質が上がります。
結果的に、聞くという行為そのものが 「信頼される行動」 になるんです。
しかも、質問したときの相手の反応からも、多くのことがわかります。
きちんと説明してくれる人は、仕事ができる人。
逆に、質問に苛立つ人は、残念ながら信頼しづらいタイプ。
「聞く」ことは、問題解決だけじゃなく、相手を見極める力にも繋がります。
📊 聞かない vs 聞く:結果の違い
パターン | 行動 | 結果 |
---|---|---|
聞かない | 自分の判断で進める | 認識ズレ → 手戻り・炎上🔥 |
聞く | 不明点を素直に確認 | 疑問解消 → 品質向上&信頼UP✨ |
🧩 察するという文化について
「そんなことくらい察して動いてくれよ!」
——誰もが一度は言われた(または思った)ことがあるセリフですよね。
ただ、仕事においては「察する」は必ずしも良いことではないと思っています。
なぜなら、誤った前提で察した結果、取り返しのつかないミスに繋がることがあるからです。
🎯 指示する側・受ける側の両方が意識すべきこと
指示する側が意識すべきこと:
- 察する必要がないほどの情報を相手に提供する
- 業務理解の認識を相手と揃えておく
指示を受ける側が意識すべきこと:
- 納得できるまで徹底的にヒアリングする
- 迷ったら勝手に察せず、まず聞く
⚖️ 「気が利く」と「察する」は別物(敢えて区別しています)
この2つは似ているようで、実は異なる視点です。
「察する」は本来、気が利く人の土台となる能力ですが、
仕事上では誤った前提で察するとリスクがあるため、今回は敢えて別評価にしています。
タイプ | 特徴 | 結果 |
---|---|---|
気が利く人 | 相手の状況を理解し、必要な情報やサポートを適切に提供できる | 信頼が生まれる👍 |
察する人 | 相手の気持ちや状況を読み取ろうとする能力。ただし、誤った前提で察するとリスクがある | 認識ズレ・トラブルに繋がる可能性💣 |
「察する」こと自体は本来、相手を思いやる素晴らしい行為です。
ただし仕事の場面では、誤った前提で察してしまうと大きなミスを招くことがあるため、
「察する前に確認する」ことが大切です。
🗣️ 結論:「聞くこと」は最強のスキル
コミュニケーションって結局、
「相手を理解する努力」+「誤解を減らす工夫」なんですよね。
聞くことは恥ずかしいことでも弱さでもなく、信頼を積み重ねるための最強スキル。
そして、察する前に確認することが、プロとしての誠実さにつながります。
今日も「聞く勇気」を大切にして、良いチームをつくっていきましょう💪
おまけ:明日から使えるTips
- SlackやTeamsでは「◯◯という認識で合ってますか?」ってYes/Noで聞く
- 聞いた内容はメモって次に活かす
- 「こんなこと聞いていいのかな?」と思ったら → ほぼ聞いた方がいい