今までCloudFront+S3で公開しているシステムはレスポンスヘッダを付与したい場合にLambda@Edge等で設定してやる必要がありました。
しかし、今回のリリースでCloudFrontだけでレスポンスを付与できるようなったらしいので、調べてみました。
レスポンスヘッダーポリシーについて
ポリシーメニューからレスポンスヘッダー
を選択します
デフォルトでいくつか登録されているのが分かります。
デフォルトで登録されているポリシーを開いてみる
デフォルトで登録されているポリシーを確認してみます
複数のヘッダが登録されてるのが分かります。
ポリシーの作成画面
レスポンスヘッダーポリシーを作成
を押下すると以下のような画面が表示されます。
カスタムヘッダーも定義できるようです。
ちなみに、各スイッチをONにすると詳細項目が表示され、必要項目の入力を促されます。
レスポンスヘッダーなんてたまにしか触らなくて毎回調べるのめんどくさかったので、これは助かりますね。
ディストリビューションに紐づけ
ディストリビューションのビヘイビアからレスポンスヘッダーポリシーを選択できるようになっています。
これで、対象のディストリビューションに紐づいたドメインへアクセスした場合に自動でレスポンスヘッダーが付与されるようになるみたいです。
Lambda@Edgeも引き続き使える
既存のLamda@Edgeの設定はビヘイビア編集ページの最下部に以下のように配置されてました。
最後に
CORS関連は最初から定義されているので、必要に応じてカスタムヘッダを追加してあげるだけで良さそうです。
先日Lambda@Edgeでレスポンスヘッダを付与する対応したばっかりだったので、あと数か月早くリリースしてくれれば...^^;