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React × AWS Amplifyで爆速開発&自動デプロイ(Route53管理のドメイン適用)

Last updated at Posted at 2025-01-03

はじめに

この記事では、ReactAWS Amplifyを活用して作成した「旅BASE」アプリのフロントエンド構築手順を解説します。以下の図は、このプロジェクトで採用したアーキテクチャ構成です

サービスのアーキテクチャ構成

image.png

  • フロントエンド: AWS Amplifyで管理するReactプロジェクト
  • バックエンド: AWS SAMとGitHub Actionsを活用したAPI Gateway、Lambda、RDSの連携
  • カスタムドメイン: Route 53を利用し、お名前.comで取得したドメインを割り当て

この記事のスコープ

この記事では、以下の内容にフォーカスして解説します:

  1. AWS AmplifyによるReactプロジェクトのホスティング
  2. GitHubリポジトリとの連携
  3. お名前.comドメインのDNS管理とRoute 53への移行
  4. カスタムドメイン設定

バックエンド(API GatewayやLambda)の詳細については以下の記事で解説しています。

サービス概要

本記事では、旅行者向けの情報共有プラットフォーム「旅BASE」は、Reactを用いたフロントエンドとAWSのサーバーレス技術を活用したバックエンドで構成されています。ユーザーは簡単に旅行プランを作成・共有できる機能を利用できます。

詳しくは以下のリンクからご覧ください:


AWS Amplifyの概要と料金シミュレーション

AWS Amplifyの概要

AWS Amplifyは、フロントエンドおよびフルスタックアプリケーションの開発を簡素化するためのサービスです。
Amplifyを用いれば、GitHubのリモートリポジトリにpushしただけで、後は自動でビルド・デプロイまで行ってくれるため大変便利です。

料金シミュレーション

AWS Amplifyは使用量に応じた料金体系です。以下が主なコスト要素です:

  • ビルド & デプロイ: $0.01/分
  • ホスティング:
    • データ転送: $0.15/GB
    • ストレージ: $0.023/GB/月

詳細な料金シミュレーションは、AWS公式サイトの料金計算ツールを活用してください。ただ、想像よりも非常に安価な値段で利用可能です。


ステップ1: Reactプロジェクトの作成

  1. Node.jsとnpmのインストール:

    • Node.js公式サイトからLTS版をインストール。
    • バージョン確認:
      node -v
      npm -v
      
  2. Reactアプリケーションの作成:

    npx create-react-app my-react-app
    cd my-react-app
    npm start
    

    上記コマンドでローカルサーバーが起動し、http://localhost:3000で確認できます。


ステップ2: GitHubリモートリポジトリの作成

  1. GitHubにログインし、「New Repository」をクリック。

  2. 以下を設定:

    • リポジトリ名(例: my-react-app
    • パブリック/プライベート設定
  3. Create repositoryをクリックしてリポジトリを作成。

  4. ローカルプロジェクトをGitHubにプッシュ:

    git init
    git remote add origin https://github.com/your-username/my-react-app.git
    git add .
    git commit -m "Initial commit"
    git branch -M main
    git push -u origin main
    

ステップ3: AWS Amplifyアプリの作成

  1. AWSコンソールでAmplifyにアクセスし、「新しいアプリを作成」を選択。
    image.png

  2. 「GitHub」を選択し、GitHubアカウントへのアクセスを承認。
    image.png

  3. 作成したリポジトリとブランチ(例: main)を選択。
    image.png

  4. reactが検出されたことを確認し、必要に応じて環境変数等を設定する。
    image.png

  5. 内容を確認し、保存してデプロイすることで完了。


ステップ4: お名前.comで発行したドメインのDNSサーバーをRoute 53で管理

以下のリンクの記事を参考に、お名前.comで取得したドメインのホストゾーンをRoute53で管理する。


ステップ5: Amplifyアプリにカスタムドメインを割り当てる

  1. Amplifyコンソールで「ホスティング」→「カスタムドメイン」を選択。

  2. 「ドメインを追加」をクリックし、Route53に移管したドメイン名を入力。
    image.png

  3. DNS設定画面でAmplifyが提示するCNAMEレコードを登録。
    image.png

  4. 設定が反映されるまで待機し、ブラウザでアクセス可能か確認。


以上がReactプロジェクトとAWS Amplifyによるホスティング、カスタムドメイン設定までの手順です。

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