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GoogleHomeに話しかけて検索結果をブラウザに表示させる ❼レスポンスで音声データを返す

Last updated at Posted at 2018-05-30

GoogleHome(mini)を購入したので、聞き取ったキーワードから
PCのブラウザにGoogleの検索結果1位のサイトを表示して、そのサイトのタイトルを読み上げるアプリを作成しました。検索したキーワードがDBに無かった場合はキーワードとURLとタイトルを登録します。
##最終的に出来たアプリ
1_noサンマルクnoライフ.png

##ワタシがやったこと
極力Googleさんのサービスだけで完結したいなーということで、DialogflowとFirebaseを使用
Firebaseがホスティングサーバーとデータベースと関数の管理と色々サービスを担ってくれているので
全部お任せしました。
2_ワタシがやったことjpg.png

:one: Dialogflowを使用して簡単なチャットボットを作成
:two: FirebaseのFunctions(cloud functions)を使用して、:one:で作ったボットが適切な返事するように設定
:three: :two: を実行する際にFirebaseのDatabaseにデータを追加するように設定
:four: :three: のデータ追加をトリガーにFirebaseのHostingで作成したページ(htmlファイル)にパラメータを渡し、
   windowopenで対象のページを開くように設定

:five:  Google検索で一番上に表示されてるページを一発で表示させてみる(I'm feeling luckey!)
:six:  データ登録時にページタイトルとサイトURLはオリジナルのものを保存する
   (webスクレイピングにはcheerio-httpcliを使用しました)

:seven:  フリーのMP3データをFirebaseのStorageに入れてレスポンスに音声データを返す(SSML)


##:seven: レスポンスで音声データを返す##
strage.png

今回は完全にオマケ的な機能です。音声データをDialogflowのレスポンスに返したいなーって
やってみたのでついでに書いておきます。

アプリを呼び出した時にワープ音を鳴らしてから出てきてもらうことにしました。

:woman_tone1::OK google ホヤぼーやにつないで 
:robot::はい、ホヤぼーやのテストバージョンにお繋ぎします。
    (ワープ音が鳴る♪)..お待たせしました。ホヤぼーやです。(ボット起動)

FirebaseのStorageに音声データをアップロードして、その音声データのURLを
DialogflowのINTENTのレスポンスに追加するという仕組みです。


まずはネットからフリーの音声データ(MP3)を入手します。
ワタシの場合は2秒程度の短い効果音を使用しました。
気に入ったデータあるけどMP3じゃないよーという方は、WAVとか他の形式からMP3に変換してくれる便利なサイトもあるので、そーいうので変換してみてください。

ではFirebaseのStorageを選択
Storage.png

ファイルをアップロードします。
アップロード.png

アップロードされたデータをクリック
データをクリック.png

ファイルの場所の をクリック 
ファイルの場所をクリック.png

ダウンロードURLをクリックするとURLがコピーされます。
DLurlを取得.png

DialogflowのDefault Welcome IntentのResponsesに追記していきます。
intentsで作業するよ.png

こんな感じで書きます。audioタグの中に先ほどのURLを入れればOK

<speak>
 <audio src="この中に先ほどコピーしたURLを入れます"></audio>お待たせしました。ホヤぼーやです。    
</speak>

こんな感じで貼り付けます.png

ではテストしてみます。あれー!:sweat:エラー出てます。ここが個人的にハマりどころだったのですが…
expected_inputs[0].input_prompt.rich_initial_prompt.items[0].simple_response: 'ssml' could not be parsed.
SSMLを解析できませんでしたと言われています。
こうなる.png

Responsesのレスポンスに書いたURLの中に [media&token]という記述があるのですが
この & がよろしくないのです。 & を &amp; に書き直すと問題が解消されます。では再度テスト
今度は大丈夫。ちゃんと再生されてエラーも解消しています。:v_tone2:
今度はできましたー!.png

もちろん他のINTENTにも設定できます。
ワタシは「おやすみ」と話しかけた時に年配の女性とアニメ声の「おやすみなさい」の音声データ2通り登録して、今夜はアニメ声だったとか、年配女性の声だったとか言って遊んでいます。

音声レスポンスに関してはコード書いてないので、何か面白いことが書けたら追記したいと思います。
これで今回の記事は以上です。 最後までご覧いただき有難うございました。   ~完


   以前の記事:❶Dialogflowで簡単なチャットボットを作成
         ❷FirebaseのFunctionsでボットに返事をさせる(Dialogflow V2 API)
         ❸FirebaseのFunctions実行時 Databaseにデータを追加する
         ❹Databaseへのデータ追加をトリガーに特定のページへ遷移させる
         ❺Google検索で一番上のページを表示させる
         ❻スクレイピングして検索結果のタイトルとURLを登録する

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