自分用メモなので参考程度に。
症状
- GCEの無料枠(Always Free)を使えるインスタンスを作った(はずだった)
- 一ヶ月運用してみて無料だった
- だか料金表を見ると無料トライアル枠からの天引きとなっておりAlways Freeではなさそうだった
- always freeによるディスカウントが効いていないのでは?
料金表
実際の料金表はこんな感じだった。
割引されてはいるのだが、 Credit FreeTrial
と Compute Engine Sustained Usage Discount
の2種類による割引であり Always Free
による割引ではない。
GCEのディスカウントは少なくとも以下の3種類がある。
- 無料枠(always free)
- フリートライアル
- 継続利用料金
無料枠(always free)
これが今回で使おうと思っていたディスカウント対象であり特定の条件を満たすインスタンスを利用すると割引される。
フリートライアル
GCPの使用開始してから1年間300ドルまで割引でGCPのサービスを利用できる制度。
継続利用料金
インスタンスを継続的に利用した場合に発生する割引。
後で調べる。
原因
今回の場合はインスタンスタイプが無料の対象外になっていた(ただのミス)
f1-micro
にする必要がある。
フリートライアルとAlways Freeはどちらが優先されるか
Always Freeが優先。
Always free の使用
無料トライアルの期間中に Always Free の対象となるリソースを使用する場合、これらのリソースが無料トライアルのクレジットに対して課金されることはありません。
よって、仮説「フリートライアルを使っていたためにAlways Freeによる割引が無視されていた」という仮説ははずれ。
本当にAlways Freeによる割引が適応されていなかった。
解決策
インスタンスタイプの変更
当該のインスタンスを f1-micro
に変更する。ただしインスタンスを一度停止しなければならない(IPが変わるかどうかは未確認)。
今すぐでなく、フリートライアル枠がなくなってからやってみようと思う。
追加の調査
ちゃんと無料枠の条件を満たすインスタンスを生成すればディスカウントされるのかどうか別のプロジェクト作成して確認しておく(料金表はプロジェクト毎に分けられる)。