本シリーズではgoogle colabという便利ツールを使っていたので環境構築が不要でしたが、通常プログラミングをするには、各自のパソコンにそのための環境を構築する必要があります。
往々にしてとても面倒なので、本シリーズでは環境構築から逃げてきたのですが、いつかは必要になるので一度向き合っておきましょう。
環境構築をするメリットはいくつかありますが、例えば、各自のパソコン(ローカル)にプログラミング環境があれば、ネットワークに接続しなくてもプログラミングをすることができます。
Linux
パソコンにはWindosだったりMacだったりといったOSが入っています。その一種にLinuxというものがあります。WidowsやMacにもLinuxを入れることができ、開発の場などでよく使われています。WindowsユーザーはLinuxを利用した方が便利そうです。
例えば以下のサイトが参考になりそうです。
1つのサイトではうまくいかないことも多いので、調べながらやってみてください。chatGPTも役に立ちそうです。
Macでの環境構築
僕はMacを利用しています。
WindowユーザーがLinuxをよく使う理由は、windowsのターミナルが使いにくいからかなと思うのですが、Macのターミナルは筆者的に使いやすいので、僕は特にLinuxを入れたりはしていません。チームメンバーが環境を揃えるべき状況ならLinuxを入れたほうがいいかもしれません。
ターミナル
ターミナルを使えば、パソコンに直接コマンドを送って操作することができます。普段のファイル操作は、フォルダをダブルクリックして移動していますが、ターミナルでは
cd "フォルダ名"
というコマンドで移動します。
最初はコマンド操作が難しく見えるかもしれませんが、このように素朴な操作で済むのがむしろ便利だったりします。
プログラミングも、通常はターミナルで実行します。
ローカル環境でプログラミング
google colabのようなweb上で動くツールに対して、各々のPC上でプログラミングできるような環境を構築することも可能です。
C++
本シリーズではプログラミング言語としてpythonを採用しましたが、他にも例えばC++という言語も人気です。特に研究や競技プログラミングの場でよく使われるイメージです。pythonは便利なのですが、C++の処理速度の方が上なので、重い計算を行う際にはC++に軍配が上がります。
エディタ
エディタとはプログラミングコードを書く場所のことです。メモ帳に書いてもいいのですが、コードの色分けを行なってくれたりといろいろ便利なので、何かしら便利なエディタを使う人がほとんどです。
特にこだわりがなければ、1番人気のVisual Studio Codeというエディタを使っておけばOKです。ファイル操作も直感的だし、利用者が多いので拡張機能も豊富です。ターミナルも表示できるので、ウィンドウが無駄に増えません。
拡張機能を入れるとwindowsにインストールしたVSCode上でlinuxのファイルにアクセスできます。
gnuplot
C++にはグラフを描くのに便利なライブラリが(多分)ありません。そこで、外部ツールであるgnuplotなどを利用することになります。インストールはとっても簡単です。
詰まりやすいポイントメモ
Ubuntuを立ち上げたらエラー出た
wsl.exe --update
を実行してみる
Visual Studio Codeからubuntuにアクセス
- 拡張機能"wsl"を入れてからコマンドパレット(F1)で"wslでフォルダを開く" or "wslでウィンドウを開く"を実行
- ↑で行けそうだけど、うまくいかない時はlinuxにVSCodeを入れるしかないかも。その時はubuntuで
code
を実行するとインストールされる。
- 第0回 はじめに
- 第1回 プログラミングをしてみよう
- 第2回 if文、for文を使ってみよう
- 第3回 グラフを描いてみよう
- 第4回 物理の計算をしてみよう
- 応用編 関数(メソッド)を使ってみよう
- 番外編 環境構築をしてみよう