はじめに
この記事は、プログラミングに触れたことのない方を対象に、高校物理のシミュレーションを行うことで、プログラミングのイメージを掴んでもらうことを目的とします。
プログラミング入門記事は良いものがたくさんありますが、この記事は、物理学科の学生が研究でプログラミングを使うための第一歩となるように書いてみます。
この入門講座は全4+2回です。
- 第0回 はじめに
- 第1回 プログラミングをしてみよう
- 第2回 if文、for文を使ってみよう
- 第3回 グラフを描いてみよう
- 第4回 物理の計算をしてみよう
- 応用編 関数(メソッド)を使ってみよう
- 番外編 環境構築をしてみよう
筆者もまだまだ初心者なので、間違っていたら指摘していただけるとありがたいです。
第0回 雑談
今や世の中のほとんどのものがプログラミングで動いています。
パソコンはもちろん、家電などあらゆるものがプログラミングによって制御されています。
研究においては、「こんなツールが欲しい」とか、「こんな式を解きたい」と感じる場合があります。それを満たすツールがあれば良いのですが、ない場合には自分で作らなければいけません。作るために必要なものが、プログラミングという訳です。
例えば、学部実験で得られたデータをExcelでグラフにし、縦軸と横軸のラベルを入力し...という作業を何度も行った経験はあるかもしれません。これを自動化できたら嬉しいですよね。プログラミングは、そんな願いを叶えてくれます!
心構え
はじめは、プログラミングコードを読んでも理解できないことが多いでしょう。もちろん調べる元気があればそうして欲しいのですが、大事なことはなるべく コピペをしない ことです。よくわからなくても書き写すことを心がけてください。理解はできなくてもこういうものだと身体に馴染ませるのが大切です。
行き詰まったら
プログラミングはたくさんの先駆者がいるので、少し詰まったらネットで調べてみましょう。大体解決します。
ChatGPTもかなり役に立つので利用すると良いでしょう。
プログラミングのお勉強
実は、プログラミング入門にとてもオススメの教材があります。
以下のAtCoderというサイトです。
AtCoderは競技プログラミングを開催しているサイトなのですが、この教材では、はじめから丁寧に教えてくれます。
しかもAtCoderは採点機能付きなので、プログラミング初心者あるあるの「これで合っているのか分からない」に応えてくれるのが最高です。
この教材で楽しめる方は、これだけやれば十分です。
ただ、今回の記事では、「物理シミュレーションっぽいことをするために必要なことだけやる」をコンセプトにしてみます。(そのほうが楽しいかも?)