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漫画『ハルロック』の『ぼっち・ザ・LED』をIFTTTとobnizで作ってみた

Last updated at Posted at 2020-09-28

今年もMakerFaire東京の季節がやってきました。
(普通は夏ですけど)

MakerFaire東京といえば、メイカー漫画の金字塔『ハルロック』を思い出します。

主人公ハルちゃんの作品はどれも面白いものばかりですが、なかでも大好きなのが、単行本1巻に登場する『ぼっち・ザ・LED』です。

「ぼっち」という言葉を含むツイートの位置情報から世界地図の該当箇所にLEDを光らせて、世界中のぼっちを可視化するシステムです。



というわけで、MakerFaireに落選した私は出場できないかわりに、『ぼっち・ザ・LED』を作ってみました。

といっても、超簡単版です。
僕が作ったのは、日本語で「ぼっち」とつぶやいた人がいた場合に手元のLEDが光るだけです。

システム

構成図

世界のどこかで「ぼっちなう」とTwitterで投稿されると、IFTTTよりWebhookでobnizに知らされ、LEDが光るという、ただそれだけの仕組みです。

Image from Gyazo



本当は、obnizのディスプレイに元のツイートの投稿を表示させたかったですが、以下のQiitaの別記事のとおり、なぞの文字化けにより断念しました

(解決済み)【obniz】webhookで始動した時のディスプレイは文字化けするようだ

解決方法があれば、教えてください


IFTTTの設定

IFTTT でのTwitterの設定をします。
URLは、obnizのウェブサイトから入手できるwebhookのURLです。

Image from Gyazo

コード (obniz)

ただのLチカです。

obniz.html
<html>

<head>
    <meta charset="utf-8" />
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1" />
    <script src="https://obniz.io/js/jquery-3.2.1.min.js"></script>
    <script src="https://unpkg.com/obniz@3.8.0/obniz.js" crossorigin="anonymous"></script>
</head>

<script>
    const obniz = new Obniz("YOUR OBNIZ ID");
    obniz.onconnect = async () => {

  let content = req.body.content; //contentはツイート内容
  obniz.display.clear();
  obniz.display.print(content); //contentはツイート内容をディスプレイに表示

  var led = obniz.wired("LED", {anode:0, cathode:1});
  led.on();

  setTimeout(function(){
    led.off();
    obniz.display.clear(); 
  }, 5000);

};

</script>

</html>



ぼっちなのは僕だけじゃない



感覚的に10分に1回は、ぼっちツイートがあります。
LEDが点灯するたびに、
「ぼっちなのは僕だけじゃないんだ」
って慰められます。

ぼっち・ザ・LEDを見ると
私だけじゃなく今日の世界にはぼっちがいて・・・
そうやって心を慰めるのもいいけど、
一歩踏み出して
ぼっちのパーセンテージを減らすのも
いいことだと思う。

(ハルロック6話「ぼっち惑星」より)


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