動機
せっかく新しいMacBook proを買ったので、よりスマートな環境が欲しい!
調べているうちに、シェル環境では「zplug」がなんだか高速で、シンプルという情報を得て、導入を決定。
環境
・MacBook Pro (13-inch, 2018)
・macOS Mojave 10.14.6
・Homebrew 2.1.11
zshとは?
zshはbashの拡張版らしく、コマンドの補完機能等がbashよりも発達していて人気が出ている。
zplugとは?
zshを管理するためのプラグインマネージャー(プラグイン→テーマ、補完機能などの管理)。
作者の方のQiitaにも書かれていますが、「とにかく楽する」ためにzplugは作られたそう!
スバラシイ!
メリット
公式より抜粋
- 何でも管理できる
- 高速インストール・高速アップデート
- 遅延読み込みに対応
- リビジョンロック(ブランチやタグを固定する機能)
- post-update 等のフック機能
- パッケージ間の依存管理
- antigen とは違って、*.plugin.zsh を必要としない
- 対話的インターフェイス(fzf, peco, zaw など)
- キャッシュ機能による読み込み高速化 (起動時間)
zshの導入
いよいよ本題です。
zshは、homebrewで導入します。
$ brew install zsh
zshの環境変数を通すための、ファイルを編集
$ sudo vi /etc/shells
下記を追記。
/usr/local/bin/zsh
下記を記述し、デフォルトのシェルを変更。
これでbashとサヨナラです!
$ chsh -s /usr/local/bin/zsh
zplugの導入
公式を参考に、下記でインストール。
※brewからインストールする方法もあるが、私は上手くいかなかった。
$ curl -sL --proto-redir -all,https https://raw.githubusercontent.com/zplug/installer/master/installer.zsh | zsh
次に、$ vim ~/.zshrc
で、.zshrcに下記を記述。
これが私の.zshrcだっ!!(プラグインの説明付きです。)
# zplug
source ~/.zplug/init.zsh
zplug 'zplug/zplug', hook-build:'zplug --self-manage'
# 非同期処理できるようになる
zplug "mafredri/zsh-async"
# テーマ(ここは好みで。調べた感じpureが人気)
zplug "sindresorhus/pure"
# 構文のハイライト(https://github.com/zsh-users/zsh-syntax-highlighting)
zplug "zsh-users/zsh-syntax-highlighting"
# コマンド入力途中で上下キー押したときの過去履歴がいい感じに出るようになる
zplug "zsh-users/zsh-history-substring-search"
# 過去に入力したコマンドの履歴が灰色のサジェストで出る
zplug "zsh-users/zsh-autosuggestions"
# 補完強化
zplug "zsh-users/zsh-completions"
# 256色表示にする
zplug "chrissicool/zsh-256color"
# コマンドライン上の文字リテラルの絵文字を emoji 化する
zplug "mrowa44/emojify", as:command
# Install plugins if there are plugins that have not been installed
if ! zplug check --verbose; then
printf "Install? [y/N]: "
if read -q; then
echo; zplug install
fi
fi
# コマンドの履歴機能
# 履歴ファイルの保存先
HISTFILE=$HOME/.zsh_history
# メモリに保存される履歴の件数
HISTSIZE=10000
# HISTFILE で指定したファイルに保存される履歴の件数
SAVEHIST=10000
# Then, source plugins and add commands to $PATH
zplug load
書き換えた後、$ source .zshrc
で読み込む。
プラグインをインストールするか聞かれるので、「y」を打ち込んでインストール!(または、$ zplug install
)
※プラグインは入れすぎると重くなるので注意です。
プラグインを追加する場合も、
- .zshrcに追記
$ source .zshrc
- 「y」を打ち込む!
でOK!
これで終了!
感想
zshはこれまでoh my zshを使っていたが、今回「zplug」を知り、カスタマイズ性の高さに驚いた。
今は「zplugin」や「prezto」などのプラグインマネージャーなども人気なようで、まだまだ奥深い世界のようだ。
また導入に際してつまづいた、
は、別記事にまとめました。
参考にした記事
以下の記事を参考にさせていただきました。ありがとうございました。