作成日:2023年7月23日
この記事で「rm -rf /*」をやった後に、使い終わったLXCのコンテナを削除するため、proxmoxのweb GUIでshutdownやstopをクリックした所、以下のようなエラーが出て削除できなくなりました。

(can't lock file '/run/lock/lxc/pve-config-118.lock' - got timeout (500) LXC
対処法1(失敗): pct unlock {container ID}
これは別で見つけた対処法ですが、同じようなエラーが出て無理でした。

対処法2(成功): remove lock file
上記のエラーで表示される lock file 自体を直接削除し、
その後でweb GUIからstop->removeが出来ました。
そもそも lock file とは?
Linuxのlockfileは複数のプロセスが1つのファイルを同時に書き換えてしまわないための、1つ以上のsemaphore fileのだそうです(lockfile(1) - Linux man page)。
なので、これが存在している限り、proxmoxはrmなどの処理ができないのかなという感じです。
が、如何せんLXCに関する情報が少なく具体的な処理フローまでは不明です。
今回はrootfs内が完全に消えたため、コンテナ自体がlockされっぱなしだったのかなと思います。
ちなみに
今回成功した対処法2はchatGPT-4に教えてもらいました。すごいですね。

参考文献