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SSL証明書を更新したのにクライアントサイドで反映されない時に確認すること

Last updated at Posted at 2023-05-05

TL;DT

  • SSL certificates を renew した後は、nginxをreloadする。
  • ブラウザがちゃんとサーバにたどり着けてるか確認するにはnet-exportが使える

詳細な経緯

1. 問題の発覚

ある日、chromium系ブラウザから自宅鯖でホスティングしているgiteaにアクセスできなくなった。エラーはブラウザがサーバまで到達できなかった時によく出るやつ。firefoxではアクセスできるが、証明書周りのエラーが表示されるという感じだった。chromium系では全く見れないが、firefoxではかろうじて見れたので、最初はSSL証明書周りが直接的な原因かと考えた。

2. 証明書の更新

この時にfirefoxのアドレスバーから証明書の詳細を見ると、どうやら有効期限が切れているっぽいので、サーバー側でcertbot renewをした。しかし改善しなかった。

3. ブラウザキャッシュの削除

ブラウザに古い証明書がキャッシュされているのかなと思い、ブラウザのキャッシュ等々を消したが特に改善しなかった。

4. DNS設定の見直し

chromium系ブラウザはそもそもページを読み込むことすらできなくなっていたので、そもそもサーバーに到達出来ていないのでは?と考え、chrome://net-export/ にアクセスし、giteaにアクセスする際のログを取得した(初めて知ったし使った)。ログをhttps://netlog-viewer.appspot.com/#importに読み込んで、Eventからgiteaにアクセスするログを探すと、グローバルIPを見ていることが判明(我が家のルーターはグローバルIPを叩いても接続できない)。これによりchromium系ブラウザはそもそもサーバーに到達出来ていなかったことが判明。これはwindowsのDNS設定で優先DNSを自宅内権威DNSサーバに変更することで解決した(前に変更したのを忘れていた)。

これでchromium系ブラウザからも接続は出来るようになったが、SSLのエラーが出続けた。

5. nginxの再起動

既に証明書はrenewしてるし、ブラウザキャッシュも消しているし、となればパスが間違えているか、nginxの中で古い証明書が残っているのかと思いsystemctl restart nginxをした所、全てエラーが消えた。

6. ついでに

同じLAN内の別のLXCからgitea内のレポジトリをクローンしようとした際に、server certificate verification failed. CAfile: none CRLfile: noneと出てクローン出来なかったのも、これで解決した。

参考

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