Linux基礎

ファイルの操作

ファイルの詳細一覧を表示

$ ls -la
drwxr-xr-x    5 user_name  staff

ファイル権限の意味

文字	ファイルのアクセス権	ディレクトリのパーミッション
-	権限がない	権限がない
r	ファイルの読み込み	ファイル一覧の取得
w	ファイルのへの書き込み	ファイルの作成・改名・削除
x	ファイルの実行	ディレクトリーへの移動

詳細は左から
ファイルの種類・所有者の権限・グループの権限・その他の権限・所有者・グループ

ファイルの種類

文字	ファイルの種類
-	通常のファイル
d	ディレクトリ

管理者権限

$ su　　　
パスワード：
#　　　　　←「$」から「#」へ変更される
# exit
$ 　　←「$」に戻る

コマンド

標準入出力

• 標準入力：キーボード入力のこと
• 標準出力：画面のこと
• 標準エラー出力：エラーメッセージのこと

リダイレクト

#tr : , < ls
//lsの内容をtr(空白をカンマに置き換える)

#ls -la > test.txt
//test.txtにls -laの内容を上書きする

#ls -la >> test.txt
//test.txtにls -laの内容を追記する

#ls -la /hogehoge 2> test.txt
//ls -la /hogehogeの標準出力をtest.txtに上書きする

パイプライン

二つ以上のコマンドをつなぐ

#ls -la | tr -s '' ,
//ls -laの標準出力を trの標準入力として使用

#ls -la |& tr -s '' ,
//ls -laの標準エラーを trの引数として使用

リスト

ただコマンドを順番に実行する

#echo "hello" ; ls
//hello のあとにlsの結果が出力される

#echo "hello" $?
//終了ステータスを返す。0は正常終了。それ以外は以上終了
//hello0

#ls /hoge && echo "hogeは存在します"
hogeは存在します
//前の処理が正常終了の時のみ && 以降を実行

#ls /hogehoge || echo "hogeは存在しません"
hogeは存在しません
//前の処理が異常終了の時のみ || 以降を実行

プロセス管理

Linuxカーネルにおいてプロセスとはコマンドやアプリケーションのこと

$ ps
//現在動いているプロセスの一覧が表示される

オプション

• x 全てのプロセスを表示
• u プロセスの詳細を表示

ジョブ

ジョブとは一つのコマンドのこと。シェルが管理している。パイプラインやリストで繋がれたものも一つのコマンドとして扱われる。Command + Cでジョブを強制停止することができる

• 端末エミュレータ　ターミナルのウインドひとつのこと

• バックグラウンドで実行

$ コマンド &

• ジョブの停止
  通常はcontrol + Cを使用。どうしても止まらないときにkillコマンドを使う

kill % ジョブ番号

• ジョブの確認

$ jobs -l