はじめに
本記事は6/11(木)にオンライン開催されたAzure初心者向けセミナーに参加した際の学習事項を整理してアウトプットすることを目的としています。
セミナー概要
Azureが提供するクラウドサービスを利用し始めてみたいと考えている人を対象とし、クラウドの基礎知識、Azureクラウドサービスでできること、Azureクラウドサービスの学習方法をテーマに3つのセッションがありました。
詳細はこちらを参照ください。
セミナーの資料はこちらを参照ください。
セッションごとの学習事項
セッションごとに学習事項をまとめます。
セッション名「クラウドの汎用的な基礎知識に自信はありますか?」
本セッションは、Azure、AWSなどの様々な種類があるクラウドサービスに共通するクラウドの汎用的な基礎知識について説明してくださっていました。
学習事項
-
アウトプットが大事
講演内容とは直接関係ありませんが、得た知識をアウトプットすることはとても重要とおっしゃっていました。私はこの記事でアウトプットしていますが、セミナーではTwitterなどを使ってのアウトプットが推奨されることも多いため、参加した際には積極的にアウトプットしたいですね。 -
クラウドの定義
一言で表すと「抽象化されたITリソースやデータの集合」だそうです。具象化されていないので、リソース管理などの面倒がないことが特徴です。 -
クラウドの特徴
大きく分けてクラウドには4つの特徴があるようですが、その中でも自分は以下の2つが大きな特徴と感じました。- 使いたいときに使いたいだけ使え、調達作業が必要ない
- リソースを共用する
-
サービスモデル
クラウドサービスが何を提供するかで分類したものです。大きくは、SaaS、PaaS、IaaSに分類されます。SaaSはソフトウェア、IaaSはインフラ、PaaSはプラットフォームを提供します。
講演者が○○aaSには注意が必要とおっしゃっていたので、そこには注意したいです。つまり、同じ用語(例えばCaaS)が複数の意味を持つことがあるので、他人と話す際には○○aaSの意味をしっかりと共有することが大切だそうです。 -
実装モデル
詳細はこちらを参照ください。最近よく耳にするマルチクラウドは、パブリッククラウドを複数利用して構成されているクラウドサービスのことをいうそうです。 -
効果的なクラウドの利用法
何にでもクラウドを使えばいいわけではなく、適材適所での利用が重要と講演者はおっしゃっていました。
セッション名「いま改めて学ぶ Microsoft Azure 基礎知識」
セッション名の通り、Microsoft Azureの基礎知識と提供されるクラウドサービスの一部を紹介いただきました。
学習事項
-
クラウド利用が急増する背景
従来のIT業界のマーケティングでは、人のやっていることをツールで支援し効率を上げること(効率化)に重きを置かれていましたが、最近は効率化以上に付加価値が求められるようになっています。付加価値の有無を検証するためにはいろんな施策を試す必要があり、その試す活動を手軽に行うためにクラウドが有効活用されているとのことです。 -
目を引かれたAzureクラウドサービス
Windows Virtual Desktopという仮想デスクトップ環境を提供するクラウドサービスが特徴的であると思いました。具体的にはマルチセッションである点が特徴的であると思います。マルチセッションとは一つの仮想デスクトップ環境に同時に複数ユーザーがログインし作業できる仕組みのことをいいます。詳細はこちらを参照ください。
セッション名「無料学習 & Community のすゝめ」
Azureクラウドサービスについて学習するためのノウハウをご紹介いただきました。
学習事項
-
Microsoft Learn
Azureクラウドサービスについて学習するならMicrosoft Learnが最も効率が良いそうです。理由は、通常有料のサービスをSandbox環境上で利用&学習可能であるためです。学習コンテンツもかなり豊富であるため、Microsoft Learnを使うだけでどんなサービスも一通りは学習できるとのことでした。
詳細はこちらを参照ください。 -
Cloud Developer Channel
国内クラウド技術者向けのYoutube Channelです。定期的にクラウドについての有識者のセミナーをライブ配信したりしているそうです。チャンネルはこちらを参照ください。 -
コミュニティに参加する重要性
Azureに限らず、学習にはコミュニティへの参加が重要とおっしゃっていました。コミュニティに参加することで、Web上のコンテンツからは得られないTipsや世間から見た自身のレベルを把握することができます。加えて、そうしたコミュニティでのアウトプット(登壇など)を繰り返し、コミュニティ内や世間からの認知度を上げることで、自然と情報が自分に集まるようになってくるそうです。
最後に
本セミナーへの参加でクラウドとAzureについての基礎知識が習得できました。この知見を利用して、何かWebサービスを作ろうかなと思います。