Linux版OBSで仮想カメラを使えるようにする話

Ubuntuで遠隔会議するにあたり、画面表示にこだわりたくOBSををインストールした。しかしWindows版にはあった仮想カメラがLinux版にはなかった。

#tl;dr
Ubuntu(Linux全般？)で、仮想カメラを使うためには、画面キャプチャ結果をダミーのビデオデバイスとして認識させる、カーネルモジュール"v4l2loopback"が必要とのこと。

#環境

• ubuntu 18.04.1
• OBS 26.1.1(64bit)

#インストール
いつもどおりアプトるだけ。
他のディストリビューションでも、同様に(pacman等で)インストールできるはず。

sudo apt install -y v4l2loopback-dkms

追記(2021/2/25)

apt で入手できるモジュールでは、以下のエラーが出てしまいOBS上の仮想カメラもクリックできない場合があるとのこと。
（コメントありがとうございます）

実はOBSで動作確認をしていませんでした・・・m(T_T)m

askubuntu
teratail

sudo modprobe v4l2loopback
modprobe: ERROR: could not insert 'v4l2loopback': Bad address

対策として、まずはインストールした"v4l2loopback"を削除。

sudo apt remove v4l2loopback-dkms

続いてgithubに上がっているモジュールを説明に従ってインストール。

make && sudo make install  

インストール完了したので、カーネルモジュールの依存関係を更新。

sudo depmod -a

#結果
できた。

#最後に
Linuxを触るようになって、どんなキーワードで調べるべきか、嗅覚が育ってきた気がする。