Amazon RDSのバックアップと復元方法
自動バックアップ
自動バックアップはデフォルトで有効になっており、Amazon S3に作成され、
指定した期間、安全に保存される。
バックアップされるのは、「データベース」と「トランザクションログ」。
DBインスタンスのストレージボリュームのスナップショットも自動的に作成されるため、
DBインスタンス全体をバックアップする。
ポイントインタイムの復元
バックアップの保持期間中にDBインスタンスを復元することで、新しいDBインスタンスが作成できる。
操作は、AWSコンソールかコマンドラインインターフェイスを使用。
DBインスタンスの復元可能な直近の時間は、通常5分以内。
復元可能な直近の時間を調べるには、AWSコンソールのDBインスタンスの[LatestRestorableTime] フィールドに返される値を参照。
データベースのスナップショット
データベースのスナップショット = Amazon S3に保存されているインスタンスの、ユーザーが開始したバックアップ
削除しない限り保持される。
必要があればデータベーススナップショットから新しいインスタンスを作成することもできる。
課金は、追加のストレージ使用分に対してのみ課金される。
スナップショットのコピー
DBスナップショットと、DBクラスタースナップショットをコピーできる。
自動も手動も可能。
同じAWSリージョン内、AWSリージョン間、AWSアカウント間でもスナップショットのコピーが可能。
スナップショットの共有
手動DBスナップショットもDBクラスタースナップショットも、他のAWSアカウントと共有することができる。
暗号化の有無に関わらず、権限のあるAWSアカウントがスナップショットをコピーできるようになる。
暗号化されていない手動スナップショットを共有した場合、
スナップショットからDBインスタンスを直接復元できるようになる。
この操作は、暗号化されている手動DBスナップショットではできない。
手動DBクラスタースナップショットを共有した場合、
暗号化の有無に関わらず、スナップショットのDBクラスターを直接復元できるようになる。