日本で緩くエンジニアをしてますtanakahoです。
今年で新卒3年目にもなり、やりたいことや自我を上司から問われる日々を送っています。
みなさんはロールモデルという言葉をご存知でしょうか?
簡単に表現すると、目標となる人物 です
雑誌のモデルさんやインフルエンサー、偉人に対して憧れやこうなりたいと思う気持ちに近いと思います。
髪型を真似してみたり、似たようなマインドを持ってみたり、生きる上で程よい刺激をくれるものですね。
社会の中にもロールモデルという考え方は存在します。
会社に所属すると憧れの社員は誰?と上司から問われるようになりました。
要はロールモデルは誰やということです。
私も入社当初はロールモデルの先輩がいましたが、
社会人2年目の中盤、ロールモデルで病みました
何で病むことがあるんやと思われるかもしれませんが、ちゃんとした理由があったんです。
会社というところは自分よりも5,10,15歳、それ以上離れてることなんてザラです。
離れていればその分技術経験値や、社会経験値が違う当然のことです。
そんな環境で先輩社員をロールモデルに置くということは、
努力を重ねても追いつける気配が見えないまま、その状態が長く続くのです。
どれだけタスクをこなしても、新しいことができるようになっても、その先輩は当たり前にやってるから。
どれだけスピードを上げてやっても、圧倒的に先輩の方が早いから。
常に先輩が比較対象になった結果、評価の時期でも自分に何ができるようになったのか成長を実感することができず、戦力になれていないこんな自分の給料を上げないでくれと本気で思っていました。
そこで、ロールモデルを破棄しました
思いっきり会社に背いてることです。反抗期です。ある意味自我とも言えるでしょう。
ですが、比較対象が先輩から過去の自分になり、自己成長が見えだんだんと自信もついてきました。
やってみたいことや、気になることも臆せず言えるようになりました。
ロールモデルを破棄したと同時にわかりやすい目標や目指していきたい姿も消え去りましたが、自分は自分なりに何かやっていれば形になっていくだろうと思っています。
楽観的すぎかもしれませんが笑。
そもそも、ロールモデルというのは、頑張っていく一つの指標みたいなものです。
なのに、心が疲れてしまう原因になっていたら本末転倒ですね。
これから先長い社会人人生、会社の異端児として頑張っていくぞー!
番外編:なぜロールモデルの設定にこだわるのか
ここから先は私の想像のお話なのでスルーしても構いません。いいね的なのを押してから帰ってくださいね。
なぜ会社としてロールモデルを設定することを求めるのか。
おそらく、若手とそのロールモデル先輩を同じチームやプロジェクトにアサインして成長してくれることを望んでいるからだと思います。
要は、背中を見て学べということです。
そのほうが会社としても成長する上で効率やコストが良いのでしょう。
目標が実在する人物だと周りが評価する時にわかりやすいのだと思います。
ロールモデルを設定するだけではなく、心持ちにも目を向けていきたいですね。