エンジニアの皆さんは、技術書をどうやって手に入れていますか?
「Amazon でポチる」「技術書典に行く」「O'Reillyのサブスクに入る」など、選択肢はたくさんありますが、私はあえて 「地域の図書館」 を推します。
「今さら図書館?」と思うかもしれませんが、実は図書館はエンジニアにとって最強の定額(無料)学習インフラなのです。
1. 圧倒的なコストパフォーマンスと「リクエスト」の魔力
最大のメリットは、言うまでもなく無料であることです。
- 予約機能: 他の人が借りていても、オンラインで予約して順番待ちをすれば確実に読めます。(ただし人気の本になると相当待ちますが…)
- 相互貸借: 自分の住んでいる自治体に在庫がなくても、他の市区町村から取り寄せてくれることがあります(東京都内などは特に連携が強力です)。
- 購入リクエスト: これが意外と知られていない最強のハックです。新刊の技術書が蔵書にない場合、リクエストを出すと 「図書館が購入してくれる」 ことがあります。数千円する技術書を実質無料で読める、究極の福利厚生です。
2. エンジニアなら押さえておきたい「日本十進分類法(NDC)」
図書館の棚は 「日本十進分類法(NDC)」 というルールで並んでいます。これを知っていると、目当ての技術書へダイレクトにアクセスでき、周辺の思わぬ良書にも出会えます。
エンジニアがチェックすべき書棚は、主に以下の5つです。
| 分類番号 | カテゴリ | 内容のイメージ |
|---|---|---|
| 007 | 総記 > 情報科学 | まずはここ。プログラミング、AI、コンピュータサイエンス全般。 |
| 335 | 経済 > 企業・経営 | 経営とシステムの話、DX、組織論、PMBOKなど。 |
| 418 | 数学 > 計算法 | アルゴリズム、数値解析、データサイエンスの基礎。 |
| 547 | 電気工学 > 通信工学 | ネットワーク技術、プロトコル、インフラ系。 |
| 548 | 電気工学 > 情報工学 | システム開発、ハードウェア寄りの知識。 |
Tips:
007と548は似たような本が混在していることが多いので、両方の棚を往復するのがコツです。
3. ルーチンに組み込む「図書館駆動学習」
私は「毎週火曜日は図書館の日」と決めています。
昼休みに職場の近くの図書館へ行き、 「前の本を返し、予約していた本を受け取る」 というルーチンを回しています。
- 貸出期間: 多くの図書館は2週間です。この「2週間で返さないといけない」という適度な締め切りが、積読を防止し、学習のペースメーカーになります。
- 注意点: 図書館の本は著作権法により、コピーできる範囲(通常は1著作物の半分以下など)が厳格に制限されています。ルールを守って利用しましょう。
まとめ:無料で知識武装して、ITエンジニアライフを謳歌しよう
最新技術はネットで追えますが、体系的な技術知識や経営的な視点は、腰を据えて本で読むのが一番です。それを支えてくれる図書館を使わない手はありません。無料で知識武装して、ITエンジニアとしての QOL を上げていきましょう。
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