こんにちは。
現在、クラウドエンジニアもしくはクラウドサービスを利用したサービスに携わりたい一心で、目下AWS SAAの取得に向けて勉強中です。
最近になってようやく模擬試験を解き始めて、アウトプットとインプットを繰り返す毎日ですが、参考書の出版時から現在に至るまでにサービスの特性が変わっている事がよくあります。
今回は、AWSの主要サービスであるS3の整合性モデルについて備忘録的に書き記したいと思います。
〜結果整合性モデルから強い整合性モデルへ〜
従来のS3の整合性モデルは結果整合性モデルを採用しており、オブジェクトをアップロードしてもタイミングによっては古いデータを読み込んでしまう可能性がありました。しかし、S3のアップデートが実施されたことにより、2020年12月3日より強い整合性モデルへと変更になりました。
これにより、今までと違ってアップロードをして書き込み処理で更新または削除を行った場合でも即時に結果が反映されるようになりました。
〜参考書ベースで勉強している方へ〜
Udemyやその他Webサービス上での学習ツールを使って勉強している方は、常に情報が更新されているためサービスのアップデート内容について把握している人が多いと思います。しかし、紙の参考書をベースに勉強している方は中身が古い情報のままなので注意が必要です。
特に今回のアップデートは2020年末とまだ新しいため、都度AWSの公式サイトなどで情報を仕入れる事をオススメします。
以上、S3整合性モデルについての備忘録でした。
参考サイト
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/amazon-s3-update-strong-read-after-write-consistency/