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Open ConnectorsでGoogle Driveと接続

Last updated at Posted at 2022-11-05

はじめに

この記事では、Open Connectorsを使用してGoogle Driveとの接続を行います。最終的なゴールはUIからアップロードした写真やファイルをGoogle Driveに直接することです。

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Open Connectorsとは

3rd partyのサービスとの連携を行うための仕組みです。様々なサービスとのコネクターが用意されています。これらのサービスと直接連携しようとすると、サービスごとに認証方法や呼び出し方が異なるため、それらを調べて対応しなければなりません。Open Connectorsを使うと、統一した方法で認証、呼び出し、エラーハンドリングなどをすることができます。
image.png

ステップ

  1. 接続設定
  2. テスト
  3. Postmanからテスト

1. 接続設定

ヘルプブログを見ると、事前にGoogle側でAPI Providerの設定が必要とあります。しかし、今回は個人アカウントだったためか、API Providerの設定がなくても接続できてしまいました。よってここではOpen Connectors側の設定のみ説明します。

ConnectorsからGoogle Driveを選択
image.png
タイルにカーソルを当て、Authenticateを選択
image.png
名前をつけて"Create Instance"をクリック
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使用するアカウントを選択
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"許可"をクリック
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以上でインスタンスが作成されます。付与したアクセス権はGoogleアカウントから削除することができます。

2. テスト

"Test in the API docs"をクリック
image.png

※この画面はインスタンス登録の直後にだけ表示されます。後からテストしたい場合は、Instances > API Docsからテスト画面に行けます。
image.png

2.1. ファイルを取得

まずは、ファイルを取得するAPIを実行してみます。GET /filesのリクエストを実行します。
image.png
Google Drive側にOpenConnectorというフォルダを作成し、ファイルを入れておきます。
image.png
ファイルへのパスを指定して"Excecute"をクリックします。
image.png
ファイルが取得できました。
image.png

2.2. ファイルをアップロード

次に、Google Driveにファイルをアップロードします。POST /filesのリクエストを実行します。
ファイルパス(フォルダ + ファイル名)と、アップロードするファイルを選択して実行します。
image.png
image.png
Google Driveにファイルが格納されました。
image.png

3. Postmanからテスト

最後に、PostmanからGoogle Driveにファイルを送信してみます。APIを呼ぶのに必要な情報は、2.のテストを実行した結果に表示されています。
image.png
以下のようにリクエストを設定します。

URL

項目 設定値
URL Request URLの?より前の部分 https://api.openconnectors.trial.us10.ext.hana.ondemand.com/elements/api-v2/files

Params

項目 設定値
path 格納先のフォルダ名 + ファイル名 /OpenConnector/test.text
overwrite 同名のファイルがある場合に上書きするか true | false

Headers

項目 設定値
Authorization CurlのヘッダのAuthorization User xxxx, Organization xxxx, Element xxxx
Content-Type multipart/form-data
Accept application/json

image.png
Body

項目 設定値
Key file
value ローカルのファイルを指定 test.txt

image.png
実行すると、以下のレスポンスが返ってきます。
image.png
ファイルが格納されました。
image.png

参考

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