はじめに
ワークファイルを QTEMP に作成する際等、CRTPF
やCRTDUPOBJ
を使用することが多々あるかと思います。
この記事では、一時的に使用するファイルを作成する際にCRTPF
とCRTDUPOBJ
それぞれのできる事/できない事をまとめました。
CRTPF
とCRTDUPOBJ
の比較表
状況 | CRTPF | CRTDUPOBJ |
---|---|---|
データのコピー | × | ○ |
複数ファイル同時指定(ワイルドカードの使用) | × | ○ ※1 |
ファイル未作成時に使用 | ○ | × |
※1:ワイルドカードを使用すると、複製されるオブジェクトが入っているライブラリー(FROM ライブラリー)にライブラリーリストを指定することが不可となる。
おわりに
役割としてCRTPF
:物理ファイル作成、CRTDUPOBJ
:複製オブジェクト作成、ですので、CRTDUPOBJ
を使用する際は必ずファイルが作成されている必要があります。
また、CRTDUPOBJ
はワイルドカードを使用することで複数のファイルを同時に指定することができます。
但しワイルドカードを使用した場合、複製元のライブラリーにライブラリーリストを指定できないため注意が必要です。
参考になれば幸いです。最後までお読み頂きありがとうございます。