Google Home発売になりましたね。日本では一般向けに販売されるスマートスピーカーの第1弾なので試してみようとビックに行ったら、デモ機は無ぇとか言われるので仕方なく買ってきました。しかもminiは予約だとかいいやがります。ええ、買いましたよ、Home。
予想された流れでしかありません。
買ってからdisる。それが私です。Chromecastもつけてくれました。もう何個も持ってますが....
買ったものの、こいつ役立たずとちゃうんか...そう思っていた時期が私にもありました。今も割とそう思ってますが...
さて、このGoogle Homeさん、Alloでも試せるGoogle Assistantの音声フロントエンドとも言えるもので、実際ほぼ同じ受け答えをします。
が、こいつが言うちゃなんですが役立たず。「お前は一体何が出来るんだ」という質問に「すみません、よくわかりません」と言い出す始末。わかりきっていたコマンド以外では、好きな呼び名で呼ばせられるぐらいしかオドロキがありませんでした。
今日のGoogle Home pic.twitter.com/bhE2TybCCX
— Yayane Kiyohide (@takustaqu) 2017年10月8日
(alloのGoogle Assistantでフリーザ様と呼ばせていた事をすっかり忘れていたので、Homeで呼ばせてみた時に普通にびっくりした)
良い点としては音声トリガーから認識、応答までのスピードが比較的速いこと。ここはSiriと比較にならないので良いのですが、デフォルトで出来ることが大して無く、タイマーの設定、目覚まし、Hueの設定ぐらいにしか今のところ当方には使いみちが見いだせずにいました。久々に文句の言い甲斐のあるガジェットだなぁと思っていたら、一応Google AssistantのIFTTTチャンネルがあったようで、期待を込めてこいつを試してみました。
IFTTTのGoogle Assistant
結論からいいましょう。このトリガは使えます。一応。
ただ、ここには日本語故の難しさがあります。
それは、単体では日本語の認識結果がどうなっているのかを確認する術がない点です。実は最初「嫁さんに ~~~~ とスラック」とトリガを作りました。こいつが認識出来ない。Google Homeさんは「すみません、お役に立てません」みたいなことを繰り返す始末です。
最初このトリガが走ってないのではないかと思ってたんですが、どうも成功している人もいる模様。実際Alloで手入力した場合は走ります。
するとなるともう最も可能性が高いのはこれ。誤認識です。
誤認識を特定する
実はどうも、Googleの音声認識は一旦「スラック」という発話を「Slack」と認識するものの、その後この文脈で「スラッグ」と変換してしまいます。
さて、それをどうやって調べたか?最初にいいましたよね、そう、Alloです。
Alloの音声入力でどう変換されるのかを見て、トリガを設定すればいいのです。
ほら、言ったとおりでしょう?
あとはこんな具合に設定してやるだけで良いのです。
【追記】GoogleAssistantのアクティビティが見れるページがあるので、なんでGoogleHomeで認識しないのか?という時に判定結果をここで確認できます。 https://myactivity.google.com/item
Google Homeが少し役に立つようになった pic.twitter.com/3xkRIye1wn
— Yayane Kiyohide (@takustaqu) 2017年10月8日
さあ、これさえ出来ればもうMakerチャンネルで好き勝手出来ます。実際幾つかDashButtonでやってるタスクをボイスコマンド化してみたりしました。まだ声紋登録がないのであまり危ないタスクを設定できませんが(鍵の解錠とか)、そうであってもGoogleの精度が極めて高い音声認識を使ってボイスコマンドを気軽に使えるのはなかなかに魅力です。
標準の状態では愛すべき役立たずでしかありませんが、今回のこれでminiを買い足して自宅の全室と会社にも置きたいぐらいの感じにはなりました。
とりあえずエアコンの操作とかやってみようかと思います。