Kubernetes でアプリ(Pod)を停止する
Docker の場合、docker stopでコンテナIDを指定するとアプリケーションが停止しますが、
Kubernetesの場合、stopのコマンドがありません。
この記事では、代用のコマンドで停止と同じ状態を実現します。
レプリカ数の設定
Kubernetes のアプリケーション(Pod)の起動数は、レプリカ数(replicas)の数で決まっています。
「1」以上を指定することで、指定した数だけPodが起動します。
このコマンドを応用し、「0」を指定することでアプリケーションが立ち上がらなくなり、停止と同じになります。
(レプリカ数を「1」から「0」に変更すると、ただちにアプリは終了処理を行い、停止状態になります。)
#kubectl scale deployments [Deployment Name] --replicas=0
レプリカ数の確認は、以下のコマンドで確認できます
#kubectl get deployments
停止状態のアプリを再び起動する場合は、先ほどのScaleコマンドで1以上を指定します。
#kubectl scale deployments [Deployment Name] --replicas=1