データベース検索の基本まとめ(SQL)

前書き

RDB環境: MySQL 5.6.50
GUIツール: Sequel Pro
テーブル: users, shifts（seedファイルで予め用意した情報を読み込み済）

users

カラム名	内容
family_name	苗字
first_name	名前
age	年齢
prefecture	出身地

検索方法

テーブルの全てのデータを検索する

クエリ

SELECT * FROM users

条件にあったデータを取得する

• WHERE
  取得するレコードの条件を指定する。

クエリ

SELECT *
FROM users
WHERE family_name = "阿部"

• LIKE
  文字列検索を可能にする。
  曖昧検索には%を使う。

クエリ

SELECT *
FROM users
WHERE prefecture LIKE '%都'

• AND
  複数の条件を組み合わせる。
  全ての条件を満たせばtrueとなる。

クエリ

SELECT *
FROM users
WHERE prefecture LIKE '%都' AND age = 22

• OR
  複数の条件のうちいずれかを満たせばtrueとなる。
  

クエリ

SELECT *
FROM users
WHERE age <= 20 OR prefecture = "東京都"

• NOT
  条件に当てはまらないデータを取得する。

クエリ

SELECT *
FROM users
WHERE NOT prefecture = "東京都"

• BETWEEN
  範囲指定した条件にあったデータを取得する。

クエリ

SELECT *
FROM users
WHERE age BETWEEN 21 AND 24

• IN
  特定の条件が含まれるデータを取得する。

クエリ

SELECT *
FROM users
WHERE prefecture IN ("東京都", "神奈川県")

要点整理

• WHEREとは、取得するデータを「条件」によって制限できる.
• LIKEとは、文字列検索を行う際に使用できる句のこと。
• AND演算子とは、複数の条件がすべて正しい場合に、正とすることができる演算子。
• OR演算子とは、複数の条件のうち、1つ以上を満たしたデータを取得する演算子。
• NOT演算子とは、条件が正しくない場合に正となり、言わば否定形の演算子。
• BETWEEN演算子とは、上限と下限を設定し、その範囲に含まれる場合は正となる演算子。
• IN演算子とは、1つのカラムに対しリストを指定して、カラムの値がそのリストに含まれるとき、その式は正になるという演算子。