AWSクラウドプラクティショナー試験で「DB」についての勉強中です。
「S3とデータベースってどう違うの?どう使い分けるの?」\
と悩んだので、自分用メモとしてまとめます。
同じように学習している方の参考になれば嬉しいです。
S3とは?
Amazon S3(Simple Storage Service) は、ファイルを保存するためのストレージサービスです。
特徴メモ
-
スキーマレス(設計図不要)
→ 画像や動画、PDFなど、ファイルそのものをオブジェクトとして保存できる。 -
耐久性が高い
→ 99.999999999%(イレブンナイン)の耐久性を誇る。 -
大容量OK
→ ほぼ無制限に保存可能。
よくある用途
- ユーザーのプロフィール画像や動画保存
- Webサイトの静的ファイル(HTML/CSS/JS)の配信
- バックアップやログファイルの保管
データベースとは?
AWSでよく使われるデータベースには、RDS(リレーショナルDB)やDynamoDB(NoSQL)が代表例です。
特徴メモ
-
スキーマあり(設計図が必要)
→ テーブル形式(行・列)でデータを管理する。 -
検索・更新が得意
→ SQLなどを使い、複雑な条件検索や頻繁な更新ができる。 -
構造化データ向け
→ 名前・住所・注文履歴などのように、整理されたデータを扱う。
よくある用途
- 顧客情報の管理
- 注文履歴や在庫管理
- アプリケーションのユーザーデータ保存
S3とデータベースの違いまとめ
項目 | S3 | データベース |
---|---|---|
データ形式 | ファイル(画像・動画・PDFなど) | 構造化データ(テーブル形式) |
スキーマ | なし(スキーマレス) | あり(カラム・型が決まっている) |
検索方法 | ファイル名・パスでの簡単検索のみ | 複雑な条件検索やリアルタイム更新が可能 |
更新頻度 | ファイル全体を上書きするイメージ | 頻繁な追加・更新・削除が得意 |
典型用途 | 画像・動画保存、バックアップ、静的配信 | 顧客情報、注文履歴、トランザクション管理 |
具体的な使い分けイメージ
ケース | どちらを使う? | 理由 |
---|---|---|
ユーザーのプロフィール画像保存 | S3 | ファイルそのまま保存するため |
顧客の名前や住所管理 | データベース | 頻繁に検索・更新する構造化データ |
Webサイトの静的HTML/CSS配信 | S3 + CloudFront | 高速配信が求められる静的コンテンツ |
注文履歴や商品管理 | データベース | 複雑な検索やトランザクション管理 |
学習して感じたポイント
- 「ファイル保存か、構造化データか?」で考えるとシンプル
- S3は「倉庫」、データベースは「整理されたファイルキャビネット」というイメージで覚えるとわかりやすい。
- クラウドプラクティショナー試験でも、「どんなデータにどのサービスを使うか」を問われるので、用途をイメージできるようにしておくのが大事。
まとめ
- S3:ファイルやオブジェクトの保存向き
- データベース:構造化データの管理・検索向き
- 使い分けに迷ったら「そのデータはファイル?テーブル?」と考えるのがおすすめ。
AWS学習中の方の参考になれば嬉しいです!