Azureアカウントを作成する
出展:https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/modules/create-an-azure-account/
AzureアカウントとAzureサブスクリプション
Azureアカウントとは
・Azureアカウントは、Azure Active Directory (Azure AD)、またはAzure ADから信頼されているディレクトリ (職場、学校組織など) におけるID
・Azureサブスクリプションとサービスを使用できるようにするためのグローバルに一意なエンティティ
・Azureアカウントを使用してAzureのWebサイトにサインインし、サービスを管理またはデプロイすることができる
・すべてのAzureアカウントは1つ以上のサブスクリプションに関連付けられる
Azureサブスクリプションとは
・Microsoft Azureにリソースをプロビジョニングするために使用される論理コンテナー
・仮想マシンやデータベースなどのすべてのリソースの詳細が保持される
・すべてのAzureサブスクリプションはAzure ADと関連付けられる
・サブスクリプションのリソースにアクセスするユーザーとサービスは、最初にAzure ADで認証する必要がある
サブスクリプションの種類
・Azure無料サブスクリプション
最初の30日間に任意のサービスで使用できる200ドルのクレジット、最も人気のあるAzure製品への12か月間の無料アクセス、いつでも無料の25以上の製品へのアクセスが含まれる
・Azure従量課金制サブスクリプション
従量課金制 (PAYG) サブスクリプションでは、利用者が1か月間の課金期間に使用したサービスに対して請求がなされる
個人から中小企業、および多くの大企業までの、広範なユーザーに適している
・Azureエンタープライズ契約
エンタープライズ契約では1つの契約でクラウドサービスやソフトウェアライセンスを柔軟に購入でき、新しいライセンスとソフトウェアアシュアランスについては割引がる
エンタープライズ規模の組織が対象
・Microsoft Azure for Studentsサブスクリプション
最初の12か月間に使用できる100ドルのAzureクレジットと、サインアップ時にクレジットカードが不要な厳選された無料サービスが含まれる
組織の自分のメールアドレスを使用して、自身の在学状況を証明する必要がある
アカウントで複数のAzureサブスクリプションを使用する
・1つのAzureアカウントに複数のサブスクリプションを作成することができる
・アクセス制御と課金はサブスクリプションレベルで発生する(アカウントレベルではない)
アクセス管理
・自身のAzureアカウントに別の組織構造を示す複数のサブスクリプションを作成できる
・ユーザーが各サブスクリプションにプロビジョニングするリソースへのアクセスを管理および制御することを可能にする
請求
・Azureサブスクリプションごとに毎月1件の請求書が生成される
・課金はサブスクリプション別に行われ、支払いはアカウント所有者が行う
Azure Active Directoryを使用したアクセスの認証
・Azure ADに登録されているユーザー、アプリケーション、その他のエンティティは、1つのグローバルサービスにひとまとめにはされない
・Azure ADは個々のテナントに分割される
・テナントとは、他から分離されたAzure Active Directoryサービス専用のインスタンスであり、組織で所有および管理する
・組織のAzure ADの専用のインスタンスは、Microsoft Azure、Microsoft Intune、Office 365 などのMicrosoftクラウド サービスのサブスクリプションに新規登録したときに自動的に作成される
・Azure ADテナントとサブスクリプションには、一対多の信頼関係がありる
・テナントは複数のAzureサブスクリプションに関連付けることができるが、各サブスクリプションは1つのテナントとのみ関連付けられる
・Azure ADテナントごとにアカウントオーナーがおり、課金に対して責任を負う
Azureのサポートオプション
無料のサポートオプション
・課金とサブスクリプションのサポート
・Azure製品およびサービスのドキュメント
・オンラインセルフヘルプドキュメント
・ホワイトペーパー
・コミュニティサポートフォーラム
有料のサポートオプション
利用できるサポートプランと課金
・利用できるサポートプランと課金方法は、Azureの利用者のカテゴリおよびAzureサブスクリプションの種類による