DDNSを定期更新するまわりくどいスクリプト

DDNS更新をするまわりくどいシェルスクリプトです。
需要はほぼないでしょう。

ポイント

• cronで１時間毎起動させる
• わざわざ１時間前とIPが変わっているか判定してDDNS更新依頼をする
• IPが変わっていない場合でも１日毎に更新依頼をする
• わざわざURLパラメータでIPアドレスを通知

環境

• MyDNS.JP
• Raspberry Pi

前提条件

• 独自ドメインを取得済み
• MyDNS.JPに登録済み

手順

$ sudo vi /etc/cron.hourly/ddns-update
※ファイル名は拡張子なし（"."を含まない）で！

ddns-update

# !/bin/bash
# MyDNS.JPのID
mydnsid="mydns999999"
# MyDNS.JPのPW
mydnspw="xxxxxxxxxxx"
# 前回取得したIPアドレスが書かれたファイル
gipfile=/tmp/prev_gip.txt
# 前回IPアドレス初期化（ファイルが無い場合のIPアドレス比較エラー回避用）
prev_gip="0"

# ファイル読み込み
if [ -e ${gipfile} ]; then
    read prev_gip < ${gipfile}
    # タイムスタンプ取得＆フォーマット
    gipfile_date=`date -r ${gipfile} "+%Y/%m/%d %H:%M:%S"`
    #echo "前回更新日時：${gipfile_date}"
    # タイムスタンプ＋１日を算出
    chkdate=`date -d "${gipfile_date} 1 days" "+%Y/%m/%d %H:%M:%S"`
    #echo "次回更新予定：${chkdate}"
fi
# echo "前回IP：${prev_gip}"

# 現在のIPアドレス取得
gip=`curl -s inet-ip.info`
# echo "現在IP：${gip}"

# 現在日時取得＆フォーマット
nowdate=`date "+%Y/%m/%d %H:%M:%S"`
# echo "現在日時    ：${nowdate}"

# 実行判定
if [ ${gip} != ${prev_gip} ] || \
   [ `date -d "${nowdate}" "+%Y%m%d%H%M%S"` -ge `date -d "${chkdate}" "+%Y%m%d%H%M%S"` ]; then
    curl -s https://ipv4.mydns.jp/directip.html?MID=${mydnsid}\&PWD=${mydnspw}\&IPV4ADDR=${gip} \
         -o /dev/null
    # ファイル更新
    echo ${gip} > ${gipfile}
fi

$ sudo chmod 755 /etc/cron.hourly/ddns-update

独り言

• これで無駄な通信をMyDNS.JP様に流さないゾ
• 思いのほかラズパイのファンがうるさかったので24時間運用は諦めるカモ
• /etc/cron.hourly/に置くファイルは拡張子があると動かないなんて・・・ハマったわ！