本日2020/5/7にflutter 1.17がリリースされたましたので、アップグレードの方法を記載します。
アップグレード方法
方法は2つありますが、どちらの方法をとるかは、flutterの初回導入時どのように環境を構築したかによります。
(環境構築方法は、Flutter-Get started-1.Installを参照)
1:「flutter_windows_x.x-stable.zip」をダウンロードして環境を構築した場合
→ 最新版のzipをダウンロードして入れ替えを行う。
2:gitのcloneコマンドで環境を構築した場合
→ flutter upgradeコマンドでアップグレードを行う。
トラブル発生時対応方法
upgradeコマンドを実行した際に以下のエラーが発生した場合、原因は2つ考えられます。
C:\xxx>flutter upgrade
Checking Dart SDK version...
Downloading Dart SDK from Flutter engine xxxxxxxx...
Unzipping Dart SDK...
Building flutter tool...
Running pub upgrade...
Failed to write the version file to the artifact cache: "FileSystemException: Cannot open file, path =
'C:\xxx\flutter\version' (OS Error: アクセスが拒否されました。
, errno = 5)".
Please ensure you have permissions in the artifact cache directory.
Failed to write the version file
1:初回導入時、「flutter_windows_x.x-stable.zip」をダウンロードして環境を構築したにも関わらず、flutter upgradeコマンドでアップグレードを行った
→ flutterのzipを再度ダウンロードし入れ替えを行う。または、flutterフォルダを削除し、cloneコマンドでflutterを再導入する。
2:アクセス権がない
→ アクセス権のあるフォルダにcloneを行う。(コマンドプロンプトを管理者権限で実行可能ではあるが、以後の開発においてアクセス権がないことによって予期しないエラーが発生する可能性があるため)