はじめに
本記事では、資格試験における ChatGPT の具体的な活用方法と、
実践フェーズを含めて紹介します。
私は 新卒エンジニアとして業務に携わりながら、
2025年6月~2025年12月の半年間で、
複数のAWS認定資格(SAA, DEA, MLA, DVA, SOA, CLF, AIF)を取得し、
現在は 上位資格(Professional / Specialty)に取り組んでいます。
アソシエイトレベルの資格取得を通じて、
AIの使い方、ChatGPTをどのように使っているのかを一度整理したいと思います。
前提:ChatGPTは「答えを出すためのツール」ではない
最初に強調しておきたいのは、
ChatGPT は試験問題の答えを当てるためのツールではない
という点です。
資格試験対策において ChatGPT を使う目的は、
- 問題文の構造を理解する
- なぜその選択肢が正解・不正解なのかを言語化する
- サービス同士の関係性を整理する
といった、「私自身の理解を深めること」 にあります。
基本的な使い方
私が行っている基本的な流れは以下です。
- 問題を解く
- 分からなかった問題をスクリーンショット
- ChatGPT にそのまま貼り付ける
- 問題を分解・深掘りして理解する
実践フェーズ:AWS資格問題 × ChatGPT
Step1:まずは問題を解く
- 模擬試験や問題集を通常通り解く
- 回答が、正解・不正解に関わらず、以下に当てはまる問題を対象にする
対象にしている問題の基準
- 問題文を正しく理解できていない
- 問題の論点がどこかわからない
- 知らない言葉を、解説を見ても理解できなかった
- 正解、不正解の理由が説明できない
Step2:分からなかった問題をそのまま貼り付ける
問題文・選択肢をスクリーンショットし、加工せず、そのままChatGPTに貼り付けます。

実際に使っているプロンプト例
・問題の解説と回答それぞれの正解、不正解の理由を教えて
・問題文の解説と回答にたどり着くためのプロセスを教えて
・○○について、□□という認識だが、この問題だと△△になっているが、どうして?
・○○ってどういうサービス?一言で教えて。中学生に分かりやすく教えて。
Step3:知識レベルに応じて深掘りする
ここから、サービスの理解度によって対応を分けます。
パターン①:知っているサービスが出てきた場合
この場合は、
なぜこのサービスが選ばれる(または選ばれない)のかに注目します。
追加で聞く質問例
この条件だと、なぜEC2ではなくLambdaが選ばれるのですか?
EC2を選択した場合のデメリットを整理してください。
パターン②:知らないサービスが出てきた場合
この場合は、無理に覚えようとせず、理解を優先します。
追加で聞く質問例
このサービスについて、
・どんな課題を解決するためのサービスか
・どんな場面で使われるか
・他のAWSサービスとの位置づけ
を初心者向けに説明してください。
- 機能一覧は追わない
- 名前より「役割」「本質」を理解する
ことを意識しています。
Step4:言語化して、認識の確認をする
最後に必ず行うのが、理解の言語化です。
このフェーズがAIを使う上で一番重要だと感じています。
認識合わせの例
回答でLambdaが選ばれるのはサーバーレスだからで、
EC2が選ばれないのはサーバー管理が必要だから、という理解で合っていますか?
このように壁打ちを行い、自分の理解にズレがないかを確認しています。
Step5:一言メモを残して終了
最後に、ノートやメモに 一言だけ残します。
プロンプト例
これまでのチャット内容を踏まえて、私が疑問に思った点・理解に苦しんだ点を予想し、箇条書きでまとめてください。
メモ例
- 運用負荷を下げたい → サーバレスを優先
- ○○が出たら △△ とセットで考える
- この条件があればこのサービス
Step6:問題集に移り、回答と認識を照らし合わせる
- 壁打ち相手が ChatGPT なので、問題集と確認が必須
- ChatGPTと認識を合わせているため、問題集の解説がスムーズに理解可能
ChatGPTを使って感じたメリット
- 問題の本質を言語化できる
- 自分の理解不足にすぐ気づける
- 調べ疲れが減る
- 勉強が作業になりにくい
- 問題文→スクショ→投下までがスムーズに行える
注意点
- ChatGPT の回答を鵜呑みにしない
- 公式ドキュメントと併用する
※ChatGPT はあくまで補助ツールです。
おわりに
資格試験のサポート役として、ChatGPT を活用することで、
- 問題の構造を理解し
- 知識を整理・関連付けし
- 次の問題や実務につながる学習
ができるようになりました。
これから資格試験に取り組む方の参考になれば幸いです。