はじめに
覚えておくと便利なコマンドの使い方などまとめておく。
(随時更新)
su
ユーザを切り替えるコマンド。
何も指定しない場合はsuper user(root)にユーザ変更する。
パスワード入力を求められる。
一般ユーザに戻るにはexitを実行する。
su
一般ユーザの設定を引き継がない場合は-をつける。
su -
sudo
super user(root)でコマンドを実行するためのコマンド。
パスワード入力を求められる。
コマンド実行時のみrootに変更されるので
安全性の観点より、suよりこちらの方をよく使う事が多い。
sudo 実行したいコマンド
find
検索したいディレクトリに移動して
find . -iname 検索したいファイル名
- 注意点
ワイルドカードなどを使う場合は''で囲わないと
bashによりパスが展開されてしまうので注意が必要。
find . -iname *.so
このケースだと.soファイルがすべて展開されてしまうため
findコマンドの引数エラーになる。
find . -iname '*.so'
systemctl
systemdをコントロールするコマンド。
以下はネットワーク設定を再起動する例。
systemctl restart network
ifconfig
ネットワーク関連設定用コマンド。
-aで無効化されているNICの情報も表示する。
ifconfig -a
NICのipアドレスは以下のように変更する。
ifconfig wlan0 192.168.2.1
ifup ifdown
NICの再起動用コマンド。
sudo ifdown NIC名
sudo ifup NIC名
ping
パケット導通確認用コマンド。
-Sで送信元のipアドレスを指定できる。
-tで秒数指定。
ping 192.168.11.1 -S 192.168.11.2 -t 60
arp
arpテーブル関連のコマンド。
-aで一覧を表示、
-d ipアドレスで指定したipアドレスのテーブルを削除する。
arp -a
arp -d 削除するipアドレス
netstat
通信接続状態確認用コマンド。
-nで実行結果にコンピュータ名やプロトコル名を使わず、IPアドレスとポート番号で情報を表示。
netstat -n
参考文献
新しいLinuxの教科書 SB Creative
systemctl コマンド
systemctl コマンド
ifconfigコマンドの詳細まとめました【Linuxコマンド集】
arpコマンドの使い方、初心者に必要なことだけを説明する
netstatコマンドの使い方、初心者に必要なことだけを説明する