【Rails】🔰初学者：Railsでよく出るエラーとその対処法まとめ
Railsを触っていると必ず出会う「エラー」。
最初は怖いですが、ちゃんと読む習慣をつけるようにし、少しだけ自力で解決できるようになってきました。
ホントに「少しだけ」ではありますが・・・
今回は、僕自身がRailsを学んでいる中でよく出会ったエラーとその意味、そして対処法を整理してみました。
✅ 主なエラーとその意味
| エラー名 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| SyntaxError | Rubyの文法ミス |
unexpected keyword_end（endの数ミス） |
| NameError | 定義してない変数やメソッドを使った | undefined local variable or method 'post' |
| NoMethodError | 存在しないメソッドを呼び出した | undefined method 'title' for nil:NilClass |
| RoutingError | 存在しないルートにアクセスした | No route matches [GET] "/posts/123" |
| ActiveRecord::RecordNotFound | 指定IDのレコードが見つからない | Couldn't find Post with 'id'=999 |
| ActionController::ParameterMissing | パラメータが送られてない | param is missing or the value is empty: post |
| ActiveModel::ForbiddenAttributesError | Strong Parametersで許可されていない属性を保存しようとした | Unpermitted parameter: :title |
| Missing Template | 該当するviewファイルがない | Missing template posts/show |
✅ エラーが出たらまずやること！
1. エラーメッセージ全文をちゃんと読む
エラーの種類（例：NoMethodError）
どこのファイルで、何行目で出たか
for nil:NilClass のような詳細
2. スタックトレース（バックトレース）を見る
上：呼び出し元
下：実際のエラー箇所
app/controllers/posts_controller.rb:10:in `show'
🔍 よくあるエラーと対処法（具体例）
🔸SyntaxError
SyntaxError: unexpected keyword_end, expecting end-of-input
✅ 対策：
end の数や順序をチェック
エディタの構文チェック機能に頼る
🔸NameError
NameError: undefined local variable or method `post`
✅ 対策：
変数やメソッドが定義済みか
スペルミス or @ のつけ忘れに注意
🔸NoMethodError
NoMethodError: undefined method `title' for nil:NilClass
✅ 対策：
nil に対してメソッドを呼び出していないか
.findで失敗したらnilになるか例外になるので rescue が有効
🔸RoutingError
No route matches [GET] "/posts/123/edit"
✅ 対策：
rails routes で定義確認
HTTPメソッドやパスを見直す
🔸ActiveRecord::RecordNotFound
ActiveRecord::RecordNotFound: Couldn't find Post with 'id'=999
✅ 対策：
.find(params[:id]) が見つからないと例外
rescue でフォールバック処理
🔸ActionController::ParameterMissing
param is missing or the value is empty: post
✅ 対策：
フォームのname属性や構造をチェック
params.inspectで中身を確認
🔸ForbiddenAttributesError
✅ 対策：
Strong Parameters を正しく書く！
def post_params
params.require(:post).permit(:title, :body)
end
🔸Missing Template
Missing template posts/show
✅ 対策：
該当する .html.erb があるか
render の記述ミスに注意
📝 まとめ
エラーは嫌な存在に思えますが、
実は「コードを正しく書くための先生」みたいなもの。
特にエラーが解消されてきれいに実行できた時は脳汁がでます。
まずは落ち着いてエラーを読むことから始めてるように心がけていきます。