☁️ 日本のクラウドサービスを学ぶ:さくらのクラウドとさくらインターネットのサービスまとめ
今回は、日本発のクラウドサービスである「さくらのクラウド」について、提供元であるさくらインターネットの各種サービスとあわせて学習しました。
自身のオリジナルWEBアプリをAWSにてデプロイしましたが、日本のクラウドサービスであるさくらインターネットの
「さくらのクラウド」においても稼働させてみたいと思いたち、学習を開始しました。
※あくまで自身が学習し、解釈した内容となります。
🌸 さくらインターネットのサービス一覧
✅ クラウドサービス
- さくらのクラウド
- さくらのVPS(Virtual Private Server)
- さくらのレンタルサーバ(クラウドアプリケーションとして)
✅ 物理基盤サービス
- さくらの専用サーバ PHY
- 高火力PHY
- データセンター(国内複数拠点)
✅ 周辺サービス
- さくらのIoT
- さくらのSSL
- ImageFlux
- ウェブアクセラレータ
🚀 これらのサービスにより、幅広いニーズに対応した計算資源が提供されています。
🏗 クラウドインフラストラクチャー
🌐 IaaS基盤とは?
さくらのクラウドが提供するのは、IaaS(Infrastructure as a Service) 型のクラウドです。
以下のようなインフラが、ユーザーの操作で自由に構成できます。
- サーバー
- ストレージ
- ネットワーク
☁️ さくらのクラウドが持つパブリッククラウドの特徴
特徴 | 内容 |
---|---|
オンデマンド・セルフサービス | 必要なときに、ユーザーが自分でリソースを調達可能 |
幅広いネットワークアクセス | 多様なネットワークからアクセス可能 |
リソースの共用 | 仮想化された環境でリソースを共有 |
サービスが計測可能 | 使用量を測定・課金できる仕組みがある |
🌟 さくらのクラウドの特徴(独自性)
- 2011年11月にサービス提供開始
- データ転送量による従量課金なし → コスト最小化可能
- サーバやストレージ等の料金は利用時間に応じた最安値が適用される
- 国内2箇所のリージョン(石狩・東京)を使い分け可能
- 直感的なコントロールパネルとIaC(Infrastructure as Code)対応API
- 他サービスとの連携に強く、リソース種別も豊富
🚀 注目の関連サービス
AppRun
- コンテナ化されたアプリケーションを簡単にデプロイ
- トラフィック量に応じた自動スケーリングが可能
高火力Doc(Docker)
- NVIDIAのGPUを使用可能な、コンテナ型クラウド
- Dockerイメージで高速実行できる設計
高火力VRT(Virtual)
- VM型のGPUクラウドサービス
- さくらのクラウドとシームレスに接続
🖥 さくらのVPSとは?
- VPS(Virtual Private Server):仮想専用サーバー
- 管理者権限あり(root権限を持てる)
- OS再インストールやミドルウェア構築が自由
- スケールアウトは不可、スケールアップは簡単
- 複数VPS間のローカルネットワーク接続が可能
🆚 パブリッククラウド vs VPS(さくらのクラウドとさくらのVPSの違い)
比較項目 | さくらのクラウド | さくらのVPS |
---|---|---|
仮想基盤の冗長性 | 高い(障害時でも即復旧) | 低い(物理障害で停止) |
スケールアウト | 可能 | 不可 |
管理自由度 | 高い | 高い |
自動化・API連携 | あり | 一部制限あり |
コスト | 柔軟(時間単位課金) | 月額固定が多い |
📝 まとめ
- さくらのクラウドは、日本国内で提供されている高機能・高信頼のIaaS型クラウドサービス
- 他にもVPSや専用サーバ、IoT系など豊富なサービスラインナップを提供
- 初学者でも扱いやすいGUIとAPIの両対応
- コスト面でも良心的で、国内ユーザーにとって安心な選択肢