LoginSignup
8
6

More than 5 years have passed since last update.

XCodeでカバレッジ取得対象をアプリ本体のソースファイルのみにする

Last updated at Posted at 2019-02-06

XCodeでカバレッジレポートを表示するには、以下の手順でカバレッジの取得を有効にします。

  1. XCodeメニューから Product > Scheme > Edit Scheme... でScheme編集画面を開く
  2. 画面左でTestアクションを選択する
  3. Optionsタブ内のCode Coverageにチェックを入れる

スクリーンショット_2019_02_06_9_09.png

これでテストを実行すると、カバレッジレポートを見ることができます。

image.png

カバレッジの取得対象をアプリ本体に絞る

現状だと他のフレームワークのカバレッジも表示されてしまっているので、アプリ本体のソースファイルだけに絞ります。

先述の手順でScheme編集画面を開き、カバレッジの取得対象をall targetsからsome targetsに変更し、アプリのターゲットを指定します。

スクリーンショット_2019_02_06_9_20.png

これでテストを実行すると、カバレッジレポートにアプリ本体のソースファイルのみが表示されるようになります。

image.png

[CocoaPods] Objective-Cベースのライブラリを除外する

カバレッジレポートにアプリ本体のソースファイルのみが表示されるようになりましたが、下図のようにFIREmailAuthProvider.mなどのライブラリのソースファイルもカバレッジ取得の対象となってしまっています。

image.png

Podfileに以下を追記することで、これらを除外することができます。

post_install do |installer_representation|
  installer_representation.pods_project.targets.each do |target|
    target.build_configurations.each do |config|
      config.build_settings['CLANG_ENABLE_CODE_COVERAGE'] = 'NO'
    end
  end
end

これでアプリ本体のソースファイルのみがカバレッジ取得の対象となりました。

image.png

参考

8
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
8
6