問題: アーティファクトやタスク名が英語で表示される
Antigravity(Google Gemini Code Assist)を使い始めると、以下が全て英語で表示されて困りました:
- タスク名(TaskName): "Fixing Import Error"
- タスク状況(TaskStatus): "Checking renderer.tsx and package.json"
- アーティファクト(task.md, walkthrough.md など): 本文が全て英語
日本語で作業したいのに、これでは読みにくくて効率が悪いです。
解決策: .gemini/GEMINI.md にルールを追加
Antigravityには、永続的なカスタマイズ設定を保存できる customization file があります。
設定ファイルの場所
~/.gemini/GEMINI.md
このファイルに、以下のルールを追加します。
推奨設定(コピペ用)
<user_rules>
1. **言語設定**: すべての思考、コメント、チャット応答、およびTask UI(TaskName, TaskStatus, TaskSummary)は日本語で行うこと。
2. **アーティファクト**: 生成するドキュメント(task.md, walkthrough.md, implementation_plan.mdなど)の本文はすべて日本語で記述すること。ただし、ファイル名やコードブロック内の変数名などは英語のままでよい。
3. **コードコメント**: コード内のコメントも、技術的な慣習に反しない限り日本語で記述すること。
</user_rules>
各項目の説明
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1. 言語設定 | チャットの応答だけでなく、タスクUI(TaskName, TaskStatus)も日本語化 |
| 2. アーティファクト |
task.md, walkthrough.md などの本文を日本語化。ファイル名やコードは英語のまま |
| 3. コードコメント | TypeScriptやPythonのコメントも日本語で記述(技術的に問題ない範囲で) |
チャットの応答を日本語化する指示だけではタスク等のコメントが英語のままだったので、この設定を推奨します。
結果: 完全日本語化に成功
設定後、以下のように全てが日本語で表示されるようになりました。
Before(設定前)
- TaskName: "Fixing Import Error"
- TaskStatus: "Checking renderer.tsx and package.json"
- Artifact: "I have fixed the import error by adding the extension..."
After(設定後)
- TaskName: "インポートエラーの修正"
- TaskStatus: "renderer.tsxとpackage.jsonの確認"
- Artifact: "拡張子を追加することでインポートエラーを修正しました..."
まとめ
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~/.gemini/GEMINI.mdに<user_rules>を追加 - タスク名、アーティファクト、コメント全てを日本語化
- 一度設定すれば、以降のセッションでも自動的に日本語で動作
快適な日本語開発ライフを…

