前書き
ちょうど1年前に始めた修行。
致知出版社『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』を毎日1ページづつ読んで、その感想文を書く。
本日でその修行を修了したので、修行の締めくくりとして感想を書くことにした。
日々の感想文についてはQiitaでもその一部を紹介してきたが、このテーマも本日で最後である。
本題 1年間の修行を終えて。
-今の率直な気持ち
2021年4月26日に始めた、本の記事を1日1話1ページずつ読んでその感想を書く修行。
本日をもって【12月31日】まで無事に完走した。
今の率直な気持ちは、完走したという達成感と安堵感、そして、明日からはもう出来ないのかという喪失感の3つの気持ちが入り混じっている。
-修行を始めたきっかけ
思えば一年前、本屋でこの本を見かけた時に直感で今の修行を思いついた。
修行というのは言い過ぎかもしれないが、毎日続けて「読む・学ぶ・書く」を続けようと思ったわけだ。
当時はコロナ禍ではじまったリモートワークも1年が過ぎ、リモートワークにおけるライティングスキルやアウトプットスキルの重要さを感じていた。
ちょうどその頃この本に出逢い、これからの新しい働き方において、コミュニケーションのネタにもなるだろうと考えて思いったった訳である。
-一年間続けてみて
一年間毎日続けてみて(途中何度かまとめて書いたことはあったけれども)一番印象に残ったことは、やはり、この本の魅力であった。
毎日、毎日、著名な先人たちによるコトバはどれも魅力的であった。
既に自分が知っている方も居れば、この本で初めて知った方も居た訳だが、どの方のコトバも、私は先人たちのコトバに魅了されていたと思う。
1ページという読みやすい分量の記事も毎日読み進めるには負担は少ない。むしろ物足りないくらいだった。
私は記事を読んだ後に、その方のことをネットで調べ、その方の経歴や活躍などを学ぶようにした。
そうすると、更にその人の魅力が分かり、記事にかかれている背景についても深く知ることができた。
だから修行といっても全然苦にならず、毎日飽きもなく続けられたと思う。
私の人生の中で初めてではないだろうか。一年間継続して土日も休まず何かを続けたということは。
この感想文は私の毎日の日課になっていた。
平日は朝のルーティンワークの一環として、土日も平日と同じように決まった時間に、朝書くようにしていた。
途中、何かしらの用事で書けない日があったが、そういう時はその日の午後に書いたり、別の日にまとめて書いたりした。
おかげで、一年間規則正しい生活が送れ、無病息災で過ごすことが出来た。
自身の人生観や家族との日々の話題にも潤いが出た。
ライティングスキルやアウトプットスキルも少しは向上したという実感はあるが、自分が一番に得られたと思えるのは、この本に出逢えたということに尽きる。
あらためて 致知出版社には感謝したいと思う。
そして、この記事を読んで少しでも興味を持っていただいた方には自信を持って推薦したい本である。
-おわりに
明日からはこの日課の修行は無くなるが、しばらくは冒頭に述べた達成感と安堵感、そして喪失感を噛み締めながら、次は別の修行をやってみようと思う。
この修行が終わったらやろうと決めていた英語で日記を書いてみる修行だ。
一日一話の修行はまたいつか本屋でネタと出会ったらやってみたい。
致知出版社さんは、この本の続編の一日一話シリーズも出されているし、他にもいろいろな偉人さんの一日一話シリーズを出版されているのでネタには困らないのである。
(参考)