そろそろ macOS Sierra にしないと Xcode がアップデートできない難民になってしまうのでなんとかするべく、週末に会社のマシンを更新しようとしたのですがまったくもってうまくいきませんでした。タスケテ!
→ 問題が解決したので、原因と解決策を追記しました。
環境
- MacBook Pro (Retina 13-inch, Early 2015)
現象
App Store から Sierra のインストールを選択して再起動したあと、真っ暗画面にリンゴマーク(かっこいい!!!)の下にプログレスバーが表示されるんですが「残り29分」から先に進まなくなりました。
「インストール中、残り時間を計算中」と「残り29分」(または28分)という表示が切り替わるので、フリーズをしているという感じでもないのです。
原因と解決策(NEW!)
わけあって、pdumpfs というツールを使ってローカルのファイルを定期的にバックアップしています。pdumpfs を使うと指定したディレクトリ以下の変更してないファイルはハードリンクで、変更したファイルはコピーして残してくれるバックアップのためのツールです。
この pdumpfs、半年以上毎時間動かしているので、純粋なファイル数でみると結構な量になります。どうやらこれが原因だったようで、バックアップ用のフォルダをぜんぶ消して(めちゃくちゃ時間かかった)から
Sierra のインストールをしてみたらすんなりうまくいきました!!!感謝!
やったこと
試したことです。どの場合でも「残り29分」から先に進まない問題は解決していません。
ウィルス対策ソフトをアンインストール
Yosemiteインストールの途中で先に進まない によると「マカフィーをアンインストールしたら解決した」という情報があり、自分のマシンにもウィルス対策ソフトが入ってるのでアンインストールして試してみました。結果は特に変わらず。
一晩中放置
単に本当に時間が掛かっているだけという情報も見かけるので、一晩中そのままにしておきました。ずとブーンって言っててうるさいです。8時間ほど置いておきましたけど変わらないので諦めました。もっとやらないとだめ?
ディスクユーティリティで DiskAid してみる
さらに調べていると、まったく同じ症状が発生している人がいました。
このコメント欄に「ディスクユーティリティ使ってみそ」っていう発言があったので試してみようとしたところ、結構時間がかかって時間切れになったので途中でやめてしまいました。あとでまた時間があったら試してみます。ただ、投稿主の返答を見る限り期待はできない…。
上記のディスカッション中にも「I have exactly the same problem」っていう人がチラホラいて、みんな解決しできたかどうか超興味あるんですけどどうなったんでしょうか…。
El Capitan に戻す
Mac を再起動しても Sierra のインストールの続きがはじまるので(残り29分!)、そのままでは El Capitan に戻れません。パソコン使えないと仕事できないので、Sierra のインストールは中断します。
- Mac を再起動して、Ctrl-Rを押したままにする
- ディスクユーティリティが起動する
- メニューからディスクユーティリティを終了
- 起動ディスクを選択する
- 再起動
で、El Capitan に戻れます。