はじめに
LazyVim を 12.x から 13.x に上げた。
そしたら、突然こういうエラーが出てくるようになった。
初めての表示だったので、どうしていいかわからず…
原因を探す
まずはログを見てみる
このポップアップ、標準だと3秒くらいで消えてしまいます。確認するためだけに再起動しまくるのもアレだし、かといってこのポップアップ表示 (noice.nvim というプラグインが担ってるみたい。) に重要な情報が載ってたりするので…。
さて、LazyVim でこうしたポップアップログの確認の仕方知ってますか?
僕は知らなかった。。
Vim のつもりで :messages
コマンド打っても何もでてこない。。
とうことで、見つけ出したのは、、LazyVim の場合は、ここら辺に関して Snacks という、LazyVim 自体の作者の folke 氏が作成した QoL 向上のためのプラグイン郡の中に解決策があった事。
それが snacks.nvim。
ということで以下のコマンドを打ってみる。
:lua Snacks.notifier.show_history()
出てきた!
微妙に LazyVim の文化があるので、ここら辺は経験則って感じ。。
まぁ、これで、また別のトラブルが発生した際にも参照しに行けそう。
ちなみに、ここで教えてくれてた。
プラグインを読み込んでいる部分を操作してみる
ということでエラーをじっくり眺めてみる。
まぁ、言っていることは、直訳すると「"lazyvim.plugins.extras.coding.copilot" ってモジュールはスペックでみつらないよ。」ということ。
このスペックはそのまま「仕様」ということなので、どうやら「LazyExtras」の仕様として見つからない状態になっていたみたい。
はたして原因はそれだけかな?というのを調べるためにも、一度コンフィグから該当の読み込み設定部分をコメントアウトしてみる。
require("lazy").setup({
spec = {
-- 省略
-- { import = "lazyvim.plugins.extras.coding.copilot" }, <-コメントアウトする
-- 省略
},
})
すると…、エラーが出ない!
ということで、原因はこのコンフィグの書き方によるものだという事がわかった。
そして原因を見つけた
はて、これまで使えてたのになんでかな??
ということで、LazyExtras のリストを読んでみる。
ふーむ、おかしそうなところはないぞ?
ということでさらに、LazyExtras を LazyVim のビューワー上で参照してみる。
おや??
"lazyvim.plugins.extras.coding.copilot"
ではなく、
"lazyvim.plugins.extras.ai.copilot"
になっているぞ?
どうやらこれが問題のようだ!
原因への対応
ということで、この部分をコンフィグのところで書き換えてみる。
require("lazy").setup({
spec = {
-- 省略
{ import = "lazyvim.plugins.extras.ai.copilot" },
-- 省略
},
})
すると…!
読めた!!!
そしてちゃんと使えてる!!
さいごに
僕はけっこう面倒くさがりなので、こういう自分のツール系だとついつい更新を見ずにアップデートしてしまう。
一応アップデート内容のオーバービューは見るのだけど、やはりこういったコンフィグレベルの細かいものは本当に追えない。
とまぁ、そんな中でトラブルは付き物…なんだが、意外とこうしたトラブルシュートって以外と探すのが面倒になってなぁなぁで放置してることもままある。
今回こうしてトラブルシュートとして残せたのは、将来の僕に対するヘルプにできるしよかろうとことで、ここはまとめる。