Trailhead 認定アドミニストレーター資格の更新 (Spring '23) をやってみました。
まだ記事がなさそうだったので誰かのお役にたてればと思い投稿してみます。
モジュールの内容としては以下の2つ
- Spring '23 で認定アドミニストレーター資格を更新する (クイズ形式)
- 動的フォームを使用したレコードページの機能強化を使ってみる (ハンズオンChallenge)
認定アドミニストレータ資格を保有している方は、2024 年 4 月 5 日までにモジュールを完了する必要があります。
Spring '23 で認定アドミニストレーター資格を更新する
1. 新規レポートに最も適したレポートタイプを見つける
新規レポート作成時に最近使用したレポートタイプを表示してくれるというもの
試しにレポート作成を行ってみると...
最近使用したレポートタイプと、その詳細としてレポートで使用されているオブジェクトなどの情報が出てきました!
2. ガイド付きエクスペリエンスを使用して取引先責任者やリードをインポートする
データマッピングインターフェースが変わってサンプルcsvが用意されたようです
従来のインポートツールも引き続き利用できるそう
3. 無効な選択リスト値をクリーンアップする
無効化されている選択リスト値を一括で削除できるようになった模様
試しに適当な選択リスト項目に選択リスト値を追加して無効化してみる
「未使用の値を削除」なるボタンが活性化されているのでクリック
4. [フローに移行] ツールを使用してプロセスをフローに変換する
機能廃止が予定されているプロセスビルダーをフローに移行できるというもの
たしかに設定に「フローに移行」なるものが追加されている...
ただし、フローに移行できるのはレコードトリガープロセスのみとのこと
昔、作成したプロセスビルダーを裏技的に特殊な開き方をしたらフロービルダーとして表示されていたことがあったので、プロセスビルダーは内部的にはフローと同じでビルダーのUIが違うだけなんでしょう
動的フォームを使用したレコードページの機能強化を使ってみる
こちらはハンズオンChallenge
設定>ユーザインタフェース>Lightning アプリケーションビルダー
から
Lightning アプリケーションビルダーでケースのレコードページ「Enhanced Case Layout」を作成します。
名前やテンプレートはTrailheadの指示に従ってください。
「アップグレードに関するお問い合わせ」をクリックして、動的フォームを利用できるようアップグレードします。
Additional InformationセクションはPriority = High
の場合に表示するよう設定します。
あとは有効化して組織のデフォルトとして設定するだけ!
クリアできました!
モジュールの内容としては以上になります。
注意
キャプチャは言語設定を日本語にして撮りましたが、言語設定を英語にして動的フォームの作成を行わないとチャレンジが完了にならなかったので注意してください。
参考リンク
認定アドミニストレーター資格の更新 (Spring '23)
Salesforce ヘルプ: 新規レポートの最適なレポートタイプの検索
Salesforce ヘルプ: ガイド付きエクスペリエンスにおける取引先責任者やリードのインポート
Salesforce ヘルプ: 無効な選択リスト値のクリーンアップ
Salesforce ヘルプ: 無効な選択リスト値の一括削除
Salesforce ヘルプ: [フローに移行] ツールを使用したプロセスからフローへの変換
Salesforce ヘルプ: 動的フォームを使用したケースおよびリードレコードページの機能強化
Salesforce ヘルプ: 動的フォームを使用したより多くのオブジェクトレコードページの機能強化
Salesforce ヘルプ: 動的フォームでレコードの詳細を分割
Salesforce ヘルプ: リードのレコードの詳細の分割
Trailhead: Lightning ページを動的フォームに変換する