はじめに

(ほぼ)自動でエイリアスをつけてくれるファイルを作成しました
私の環境では config/tinker.php の設定ファイルを作るやり方だとうまくいきませんでした
Laravelのversionによってはできないかもしれません
コードの良し悪しはご容赦ください
自己責任でご利用ください

バージョン

Laravel 6.18.13

手順1

Laravelプロジェクト直下に .tinker ファイルを作ります

touch .tinker

手順2

以下をコピー

test.php

<?php

use Illuminate\Foundation\AliasLoader;

$targetArr = [
  ['dir' => 'app/Models/*.php',  'alias' => 'App\Models\\'],   // 例) すべてのModelを対象とする
  ['dir' => 'app/Services/*.php','alias' => 'App\Services\\'], // 例) Service配下のすべてのPHPファイルを対象とする
  // ['dir' => '', 'alias' => ''], // TODO エイリアスをつけたいディレクトリと、namespaceを記述
];

function setClassAlias(Array $targetArr): void
{
  $loader = AliasLoader::getInstance();

  foreach ($targetArr as $target) {
    $targets = glob($target['dir']);

    $loadClasses = [];
    foreach ($targets as $data) {
      $loadClasses[] = basename($data, '.php');
    }

    foreach ($loadClasses as $data) {
      $loader->alias($data, $target['alias'] . $data);
    }
  }
}

setClassAlias($targetArr);

手順3

さっき作った .tinker ファイルに貼り付ける

手順4

$targetArr の中にエイリアスをつけたい対象のディレクトリを追加する（不要なら削除する）
以上で設定は完了

手順5

Tinkerを実行します
作成したファイルである .tinker をつけるのをお忘れなく

php artisan tinker .tinker

おわり

指定したディレクトリについては、エイリアスが作成されます。
例えば、以下のようにuseなしでModelを入力し始めることができます。

tinker

>>> Post::first()

=> App\Models\Post {#6054
     id: 1,
     nm: "xxxx",
   }

それでは、よきティンカーライフを!!

おまけ

日付を取得したりできる、Carbon の追加は以下です。
$targetArr に足してあげてください。

.php

  ['dir' => 'vendor/laravel/framework/src/Illuminate/Support/Carbon.php', 'alias' => 'Illuminate\Support\\'],

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