【概要】
AWSのログインからサーバーを立ち上げ、「Hello EC2!」を表示するまでの流れです。
AWSのログイン
- ページ右上の「アカウント / コンソール」から「AWS Management Console」を選ぶ
- アカウント作成時に登録したメールアドレスとパスワードでログイン
- 画面が切り替わると AWS のいろいろなサービスが出てきますので、まずは仮想サーバーの EC2 を立ち上げていきます。
リージョンを選ぶ
リージョン」とは
地理的に近い「ゾーン」をグループ化したもので所在地を特定することができます。AWS は色々な地域で展開されていますが、日本にいる人向けにサービスを展開したい場合はここを「東京」に切り替えておきましょう。
EC2 を立ち上げる ( インスタンスを立ち上げる )
インスタンスとは「実態」といういみで、ここではサーバーの「実体」を立ち上げるという意味で使います。
- 「インスタンスを起動」から立ち上げます。
- OS を Amazon Linux AMIに選ぶ。(AWS で使える便利なツールがあらかじめ入っていて便利 )
- スペックはいつでも変えられるので「無料利用枠の対象」にしておきます。
- インスタンスタイプの選択、インスタンスの設定、ストレージの追加はデフォルトのままでOK。
- インスタンスのタグ付けでは、キーに「Name」、値に何か適当な名前(今回はServerTest)を命名
- セキュリティグループの設定では、ルールの追加で、HTTPを追加します。
- 全ての設定が完了し、作成をクリックすると、キーペアの作成が求められます。
- 適当にキーペアに名前を入力し、ローカルにダウンロードします。(今回はfirstKeyとします。)後にsshで接続する際に利用します。
- キーペアがダウンロードできたらインスタンスを作成を開始します。
- インスタンスの作成状況は、[EC2ダッシュボード] > [インスタンス]から確認できます。作成したインスタンスの状況がrunning、スタータスチェックが合格となれば作成は完了しています。
sshで仮想サーバに接続
接続情報を確認
- EC2ダッシュボードから作成したインスタンスを選び「接続」を選び接続情報を確認
- 先ほどダウンロードしたプライベートキーファイル(***.pem)をカレントディレクトリに配置します。
- 「必要に応じて、このコマンドを実行して、キーが公開されていないことを確認します」の「
chmod 400 ***.pem
」をコピペしてターミナルに打つ - 「ご使用のインスタンスの パブリック DNS を使用してインスタンスに接続」の「例」にある「.... amazonaws.com」 部分をコピペしてターミナルに入力
- 接続確認されるのでyesと入力すると、ログインができターミナルに以下の文字が表示されれば接続が完了!
__| __|_ )
_| ( / Amazon Linux 2 AMI
___|\___|___|
webサーバーを立てて接続
【準備】必要なツールをインストール
sshで接続された状態で、始めにシステムのアップデートをします。
sudo yum update
httpd、php、mysqlをインストール。
sudo yum -y install httpd php mysql update
webサーバーの設定を行う
ターミナル上でwebサーバーを立ち上げ、設定をおこないます。
sudo service httpd start
sudo chkconfig httpd on
index.htmlの作成
sudo vi /var/www/html/index.html
index.htmlに記述
`<html>
Hello EC2!
</html>`
セーブして終了
wq
作成したインスタンスのパブリックDNSを確認
パブリックDNSをブラウザに入力し、webページが公開されていることが確認できれば成功です!