はじめに
AWSで構成を考える際、何となくRoute53を使っていませんか??
お名前.comでドメイン取得したから使わない!って方もいると思います。
しかし、ある状況の時Route53を使わなければなりません!!!
その使用理由を改めてまとめます。
結論!!
###ルートドメインとELBを紐づけるときは、Route53必須!
お名前.com のDNS登録では、CNAME登録する際にホスト名が必須!
例
< ホスト名 >.aaa.com CNAME < ELBのドメイン名 >
ルートドメインの場合はホスト名がないためCNAME登録ができず、Route53を利用するしかない!
####理由
-
お名前.com等のDNSサービスでは、ELBのCNAMEを登録できません。。。
→取得したルートドメインでアクセスしたら、ELBにアクセスするという設定ができません。。。
####その他の理由
- 冗長化したロケーションで安心
- SLA100%(サービス品質)
- 何より安い!
レコードについて
- Aレコード:ドメインとIPアドレス(IPv4)の紐づけ(正引き、複数のIPを設定可能)
- AAAレコード:AレコードのIPv6版
- CNAME:ドメインのエイリアスを指定(ドメインのあだ名みたいなもの)
- MXレコード:ドメインのメールサーバーを指定
- NSレコード:ドメインのネームサーバーを指定
- TXTレコード:なりすましメール防止に利用(dkimやspfなど)
- SOAレコード:ドメインのゾーンを情報を記載する(ドメインのDNSサーバー名、ドメイン管理者のアドレス、シリアル番号等)
おわりに
案外Route53を使用する理由を書いてあるサイトがなかったので、まとめました。
お名前.comでドメインを取得した際も、ELBを使用する際はRoute53を使用しましょう!