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Data + AI Summit 2024のキーノートが日本時間での昨夜0時頃からスタートしました。なんとなく目が覚めたのでリアルタイム視聴していました。

  • Databricks + Tabular
  • Unity CatalogのOSS化
  • Mosaic AI Model Training Fine-tuning / Mosaic AI Tool Catalog / Mosaic AI Agent Framework / Mosaic AI Agent Evaluation / MLflow 2.14 / Mosaic AI Gateway
  • NVIDIAとのパートナーシップ強化
  • Liquid Clusteringのクラスタリングキーの自動選択
  • Databricks AI/BI

などなど盛りだくさんであっという間に3時になっていました。Mosaic周りは別記事でカバーするつもりですが、まずは最後に発表があったDatabricks AI/BIをウォークスルーします。

公式ブログはこちら。

製品サイト

Databricks AI/BIはあなたの組織の皆様に分析と洞察を民主化するために構築された新たなタイプのBI製品です。データインテリジェンスで強化されることで、お使いのDatabricksにおけるシグナルを捕捉し、あなたの質問に正確に回答するために継続的に学習を行います。

AI/BIには2つの保管し合う機能があります: ダッシュボードとGenieです。ダッシュボードでは、ビジネスチームが自然言語を用いることで、アナリストが高度にインタラクティブなデータビジュアライゼーションをクイックに構築するサポートをするローコード体験を提供し、Genieによって、ビジネスユーザーは自分のデータと会話し、質問を行い、自分自身の分析に活用することができるようになります。

Databricks AI/BIはDatabricksデータインテリジェンスプラットフォームにネイティブにインテグレーションされているので、組織全体に対する統合的なガバナンスときめ細かいセキュリティを保持しつつも、大規模データに対する即座の洞察を提供します。

注意
リージョンによってGUIに違いがある場合があります。こちらの画面と差異がある場合には、アップデートをお待ちください。

サイドメニューのダッシュボードとGenieを使います。
Screenshot 2024-06-13 at 10.13.33.png

注意
サイドメニューにGenieが表示されていない場合には、画面右上のユーザーアイコンをクリック、プレビューを選択し、Genie Spacesが有効化してください。
Screenshot 2024-06-13 at 10.14.22.png

ダッシュボード

サイドメニューからダッシュボードにアクセスし、ダッシュボードを作成をクリックします。

かつてはLakeviewと言っていたNewのダッシュボードが表示されます。
Screenshot 2024-06-13 at 10.17.29.png

データタブをクリックして、テーブルを選択をクリックしてビジュアライズするテーブルを選択します。
Screenshot 2024-06-13 at 10.18.49.png

ここでは、日本のCOVID感染者数を含むテーブルを選択します。
Screenshot 2024-06-13 at 10.19.32.png

Canvasタブに戻ります。下のメニューからビジュアライゼーションを追加をクリックします。
Screenshot 2024-06-13 at 10.17.29.png

好きな場所にビジュアライゼーションを配置します。
Screenshot 2024-06-13 at 10.21.28.png

ここが一つ目のポイントです。ビジュアライゼーションの作成を自然言語で指示できます。
Screenshot 2024-06-13 at 10.22.00.png

デフォルトのプロンプトも表示されていますので。まずはWhat is the trend of Cases over date_parsed?(date_parsedに対するCasesのトレンドは?)をクリックします。すると年単位のトレンドが表示されます。新たなノーコードの形態です。ちなみに再度の指示や右側のペインでの微調整も可能です。
Screenshot 2024-06-13 at 10.23.47.png

そして、背後では生成AIが動いているので言語非依存です。日本語でも指示できます。
Screenshot 2024-06-13 at 10.25.29.png

このような流れでダッシュボードを作成します。この時点ではダッシュボードは下書き(ドラフト)状態で他のユーザーは参照できません。右上の公開ボタンで他のユーザーに公開することができます。
Screenshot 2024-06-13 at 10.30.04.png

公開の際には、作成者の資格情報を使用するか使用しないかを選択することができます。
Screenshot 2024-06-13 at 10.31.20.png

アクセス権設定を行なって公開の手順は終了です。右上に表示される公開ダッシュボードへのリンクをクリックします。
Screenshot 2024-06-13 at 10.32.00.png

公開状態のダッシュボードにアクセスできました。
Screenshot 2024-06-13 at 10.32.56.png

Genie

このダッシュボードにアクセスするだけでも、視覚的にデータを理解することができます。しかし、もっと深掘りしたいと思った場合にはどうすればいいのでしょうか。そこでGenieの出番です。左上にあるLaunch Genieをクリックします。
Screenshot 2024-06-13 at 10.32.56.png

上のダッシュボードで使用しているテーブルが設定された状態でチャット画面が表示されます。
Screenshot 2024-06-13 at 10.36.20.png
Screenshot 2024-06-13 at 10.36.53.png

サンプルのプロンプトが表示されているのでクリックしてみるとテーブルの概要を説明してくれます。
Screenshot 2024-06-13 at 10.39.01.png

なお、こちらも日本語で指示できます。英語で返ってくる時には明示的に日本語でを追加してみてください。
Screenshot 2024-06-13 at 10.40.23.png

データの加工や可視化も指示できます。
Screenshot 2024-06-13 at 10.42.35.png
Screenshot 2024-06-13 at 10.42.07.png

なお、生成されたSQLを確認することもできます。
Screenshot 2024-06-13 at 10.43.02.png

ここまで1行のSQLを記述しておらず、すべて日本語での指示でダッシュボードの作成から詳細分析までを実施できています。個人的には、このような自然言語主体のアプローチはこれまでのGUI主体のノーコード、ローコードよりも人間の思考に寄り添ったアプローチだと思っています。是非ご活用ください!

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