こちらのリリースです。新モデル追いかけるのも大変。
OpenAI GPT-5.1がDatabricksでホスティングされるモデルとして利用できるようになりました
Mosaic AI Model Servingでは、DatabricksがホスティングするモデルとしてGPT-5.1が利用できるようになりました。以下を用いてこのモデルにアクセスできます:
注意 AWS東京リージョンのワークスペースで動作確認しています。他のリージョン、クラウドプロバイダーに関してはマニュアルを確認ください。
サービングにアクセスするとGPT-5.1が表示されています。

以下のコードで推論モードも試してみます。
import requests
import json
context = dbutils.notebook.entry_point.getDbutils().notebook().getContext()
host = context.apiUrl().get() # 例: https://<your-instance>.cloud.databricks.com
token = context.apiToken().get()
endpoint = f"{host}/serving-endpoints/databricks-gpt-5-1/invocations"
headers = {
"Authorization": f"Bearer {token}",
"Content-Type": "application/json"
}
payload = {
"messages": [
{"role": "user", "content": "空が青いのはなぜ?"}
],
"max_tokens": 4096,
"reasoning_effort": "medium"
}
response = requests.post(endpoint, headers=headers, data=json.dumps(payload))
if response.status_code == 200:
result = response.json()
print("Message:", result["choices"][0]["message"]["content"])
else:
print(f"Error: {response.status_code}", response.text)
Message: 空が青く見える主な理由は「レイリー散乱」という現象です。
1. 太陽の光は実は「白い光」
白い光は、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫など、いろいろな色の光が混ざったものです。それぞれ「波長」という長さが違います。
- 赤:波長が長い
- 青・紫:波長が短い
2. 大気中での散乱
地球の大気には、窒素や酸素などの分子がたくさんあります。太陽光がこれらの分子にぶつかると、光はあちこちに「散乱」します。
このとき、
- 波長の短い光(青・紫)は「特に強く」散乱される
- 波長の長い光(赤など)はあまり散乱されない
3. なぜ青であって紫ではないの?
本当は紫の光のほうがさらに強く散乱されますが、
- 太陽光自体、青より紫の成分が少ない
- 人間の目は青には敏感だが、紫にはあまり敏感でない
そのため、散乱された光を見ている私たちには「青っぽく」感じられます。
4. まとめ
- 太陽光が大気中の分子にぶつかる
- 波長の短い青い光が特にあちこちに散らばる
- その散らばった青い光が、どの方向を見ても目に入ってくる
⇒ 空全体が青く見える、という仕組みです。
reasoning_effortをnoneにして推論をオフにするとこんな感じです。
Message: 空が青く見えるのは、「レイリー散乱」という現象のためです。
1. 太陽光は本当は白っぽく見えますが、その中には赤・橙・黄・緑・青・藍・紫など、さまざまな色(波長)の光が混ざっています。
2. 地球の大気中には、空気分子(窒素や酸素など)がたくさんあります。
3. これらの分子は、波長の「短い」光(青や紫)を、波長の「長い」光(赤や橙)よりも強く散乱させます。
4. 太陽光が大気に入ると、青い光があちこちの方向に散らばり、空全体から青い光が降ってくるように目に届くため、空が青く見えます。
本来は青よりさらに波長の短い「紫」の光の散乱も強いのですが、人間の目は紫にはあまり敏感でないこと、また一部は上空で吸収されることもあり、結果として空は青く感じられます。
ご活用ください!
