こちらで紹介されているMCPサーバーを動かしてみます。
リポジトリはこちら。
以前動かしたこちらと似ていますが、上のリポジトリの方が多くのツールを公開しています。
ローカルマシンでの設定
MCPサーバーの設定
git clone https://github.com/jaibehl97/databricks_genie_mcp/
cd databricks_genie_mcp
uvを使ってパッケージをインストールしておきます。
uv venv
source .venv/bin/activate
uv pip install -r requirements.txt
認証情報を.env
ファイルに格納しておきます。
vi .env
DATABRICKS_HOST=https://<Databricksホスト名>.cloud.databricks.com
DATABRICKS_TOKEN=<パーソナルアクセストークン>
MCPホスト(クライアント)の設定
Cloude Desktopで動かしたいので、claude_desktop_config.json
を編集します。
{
"mcpServers": {
"databricks-genie": {
"command": "uv",
"args": [
"--directory",
"/Users/takaaki.yayoi/Documents/Cursor/Genie_MCP/databricks_genie_mcp/",
"run",
"server.py"
],
"workingDirectory": "/Users/takaaki.yayoi/Documents/Cursor/Genie_MCP/databricks_genie_mcp/"
}
}
}
このようになっていれば、MCPサーバーが稼働しています。
Databricksでの設定
接続先となるGenieスペースを作成しておきます。system
配下にあるシステムテーブルを適宜追加します。
ここでのMCPサーバーはGenieスペースのIDを引数にしますので、作成したGenieスペースのIDをコピーしておきます。URLから抽出できます。
https://<ホスト名>.cloud.databricks.com/genie/rooms/01f034636a8f1484baa721f5e0150d4a/
上の場合、rooms以降の01f034636a8f1484baa721f5e0150d4a
がIDです。
Claude Desktopからの問い合わせ
Genieに問い合わせるような質問をしていきます。
01f034636a8f1484baa721f5e0150d4aのGenieスペースに今月の消費を聞いて
ツールが呼び出される際には同意が求められます。
結果が返ってきます。
スレッド内であれば、以降はスペースのIDを指定する必要はありません。
ノートブックで最も何が頻繁に実行されているのか?
元記事でも言及されているように、システムテーブルとGenieの組み合わせは強力ですね。それにMCPが加わることで活用の場が広がる感じです。
あと、CursorもMCPをサポートしているので、全く同じ設定で利用することができます。これも標準化のメリット。