はじめに
Claude Coworkモードは、Claudeがブラウザ操作やファイル作成を自動で行える新機能です。本記事では、たった1つのプロンプトを入力するだけで、Databricks Free Edition上でのIrisデータセット分析からPDFレポート生成までを自動実行させた体験を紹介します。
Coworkモードとは
Claude Coworkモードは、Claudeデスクトップアプリの新機能で、以下のことができます:
- ブラウザの自動操作(クリック、入力、スクロールなど)
- ローカルファイルの読み書き
- コード実行とファイル生成
なお、ブラウザ操作機能を利用するにはClaude in Chrome拡張機能のインストールが必要です。この拡張機能がChromeとCoworkモードを接続し、ページの読み取りやクリック、テキスト入力などの操作を可能にしています。
実際にやってみた
入力したプロンプト
Coworkモードを起動し、以下のプロンプトを入力しました:
ブラウザで開いているdatabricks free editionで空のノートブックを作成、irisデータセットを分析、可視化、洞察をまとめてpdfレポートとして保存してください
たったこれだけです。
Coworkの動作
プロンプトを入力すると、Coworkは自動的に作業を開始しました。右側のパネルに進行状況が表示されます。
ステップ1: ブラウザのタブを認識
Coworkはまずブラウザで開いているタブを確認し、Databricksのホームページを見つけました。
Claudeがブラウザを操作する際には確認メッセージが表示されます。
ステップ2: ノートブックの作成
「新規」ボタンを見つけてクリックし、新しいノートブックを自動作成しました。
ステップ3: Pythonコードの入力と実行
Coworkは分析コードを自動で入力・実行しました。
実行結果として、サンプル数150、特徴量数4、品種(setosa, versicolor, virginica)各50サンプルという情報が表示されました。
途中の進捗はこんな感じです。
ステップ4: 可視化の実行
4つのグラフが自動生成されました:
- Petal Length by Species - 品種別の花弁の長さの箱ひげ図
- Sepal: Length vs Width - がく片の散布図
- Petal: Length vs Width - 花弁の散布図
- Correlation Matrix - 特徴量間の相関ヒートマップ
ステップ5: 洞察のまとめとPDFレポート生成
Coworkは分析結果から洞察をまとめ、reportlabライブラリを使用してPDFレポートを自動生成しました。
生成されたPDFレポート:
まとめ
Claude Coworkモードを使うことで、1つのプロンプトから以下の作業が完全自動化されました:
- Databricksでのノートブック作成
- Pythonコードの入力と実行
- データ分析と可視化
- 洞察の整理
- PDFレポートの生成
複雑なブラウザ操作やコーディングを意識することなく、やりたいことを自然言語で伝えるだけで実現できるのがCoworkモードの魅力です。
なお、この記事の大部分も以下のプロンプトで作ってもらいました。
一連の取り組みをQiita記事にまとめてください。スクショはデスクトップにあります。
ブラウザ開いて投稿画面に貼り付けてください
内容が期待に即していません。自分がCoworkでどのようなプロンプトを入力して、結果Coworkがどのように動作したのかを説明するためにスクショを撮ったのです。
DatabricksならDatabricksアシスタント使えばいいじゃんという話はありますが、Databricksの外も含めて自動化できるところに意味があると思います。あと、単に触ってみたかったという話も。
いずれにしても、エージェントの裾野がどんどん広がっている感じがあります。












