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考えたらきちんと手順をまとめたことがありませんでした。

関連するマニュアルに触れながらウォークスルーしていきます。Databricksでテーブルを作成する方法はいくつかありますが、ここでは一番簡単なGUIを使ってローカルマシンからファイルをアップロードする方法にフォーカスします。

考え方

Databricksでは、データの保存とアクセスのための2つの主要なセキュリティ保護可能なデータベースオブジェクトを使用します。

  • テーブルは、表形式のデータへのアクセスを制御します。
  • ボリュームは、表形式以外のデータへのアクセスを制御します。

これらはすべて、Databricksの統合ガバナンスソリューションであるUnity Catalogによって管理されます。

Screenshot 2024-07-16 at 9.32.51.png
Screenshot 2024-07-16 at 9.33.28.png

Unity Catalogでは、テーブルなどのデータベースオブジェクトはカタログスキーマ(データベース) によって整理されます。

カタログは、データベースオブジェクトに対する最上位レベルのコンテナとなります。
Screenshot 2024-07-16 at 9.34.31.png

従来のデータベースでは、テーブルにアクセスする際には(スキーマ)データベース.テーブルという2レベルの名前空間でテーブルにアクセスしていましたが、Unity Catalogでは最上位にカタログが存在するので、カタログ.(スキーマ)データベース.テーブルという3レベルでの名前空間を用いることになります。
Screenshot 2024-07-16 at 9.36.28.png

テーブルなどのデータベースオブジェクトは、カタログ配下のスキーマ(データベース)に格納されることになります。
Screenshot 2024-07-16 at 9.37.10.png

テーブル作成の準備

テーブルを作成する方法はいくつか存在しますがUIを使うのが最も簡単です。

データ追加UIを使う前に以下を検討・確認します。

  1. どこにテーブルを作成するのか
    どのカタログのどのスキーマ(データベース)の中にテーブルを作成するのかを決めます。
  2. 十分な権限を持っているか
    対象のカタログ、スキーマに対して必要な権限を持っていることを確認します。対象のカタログに対するUSE CATALOG権限、対象のスキーマに対するUSE SCHEMACREATE TABLE権限が必要となります。権限の詳細はこちらをご覧ください。
  3. テーブル名
  4. 作成処理に使用するSQLウェアハウス

テーブルの作成

Databricksワークスペースにログインして、サイドメニューから 新規 > データ を選択します。
Screenshot 2024-07-16 at 8.47.33.png

テーブルを作成または変更を選択します。
Screenshot 2024-07-16 at 8.49.36.png

画面右上のドロップダウンから作成処理に用いるSQLウェアハウスを選択します。そして、テーブル作成に使用するデータファイル(CSVファイルなど)を中央のボックスにドラッグ&ドロップします。
Screenshot 2024-07-16 at 8.51.51.png

データのプレビューが表示されます。
Screenshot 2024-07-16 at 8.55.07.png

テーブルを作成するカタログとスキーマ(データベース)を選択します。必要に応じてテーブル名を変更します。
Screenshot 2024-07-16 at 8.57.41.png

CSVの区切り文字の変更など詳細な設定を行う場合には、詳細な設定をクリックします。
Screenshot 2024-07-16 at 8.59.14.png
Screenshot 2024-07-16 at 8.59.47.png

列名や列のデータ型を変更するには、列をクリックします。
Screenshot 2024-07-16 at 9.01.29.png
Screenshot 2024-07-16 at 9.01.55.png

設定を確認したら、画面右下のテーブルを作成をクリックします。
Screenshot 2024-07-16 at 9.03.17.png
Screenshot 2024-07-16 at 9.03.55.png

これでテーブルが作成されました。
Screenshot 2024-07-16 at 9.04.33.png

テーブルへのクエリー

サイドメニューのSQLエディタにアクセスし、テーブルに問い合わせを行うSQLを実行します。
Screenshot 2024-07-16 at 9.06.25.png

ボリュームからのテーブル作成

ボリュームに格納されているファイルからテーブルを作成することもできます。詳細はこちらをご覧ください。
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